クレオ
書籍を作る (2008-03-31) パーソナル編集長はコストパフォーマンスの極めて高いソフトだ。 パッケージを見ると新聞やチラシなど一枚物の印刷物を作る目的のソフトのように見えてしまうけれども、れっきとした組版ソフトである。 つまり雑誌や書籍などページ数の多い印刷物を作るのに優れている。 リトルプレスとか、ちょっとした私家本作りに最適のソフトだ。 きわめて簡単に書籍の版面ができる。ノンブルも柱もいれて、自分の好きなフォントを入れて、こじゃれたデザインのアクセントを入れればすてきな本ができる。簡単にすませたいなら中綴じに設定して自動で頁の割り付けを行うだけだ。二つ折りにして真ん中をホチキスで留めればできあがりだ。 アドビのインデザインで、これをやろうとすると、とんでもなく面倒なことになる。 私たちが考えつくくらいの書籍やしゃれた雑誌ならパーソナル編集長で作るのが一番簡単で、現実的だ。1日あれば、そこそこのものが出来てしまう。まるで手品みたいな感じだ。 簡単なので試行錯誤が愉しい。気に入ったフォントを入れて、上下の余白を調整して、字間や行間を調整しながらプリントを繰り返して、ベストの版面を作ることが出来る。 これを持っていれば数百万円も出して自費出版する必要はない。慣れてくれば、頁数の多いものも自分で版面を作って、レーザープリンタで出力し、文具屋の製本サービスに出せば1万円でお釣りが来る。 一度でもワープロソフトではなく、こうしたレイアウトソフトで版面を作ると印刷物は格段に見違えるような読みやすい物ができることにびっくりしてしまう。 版面を作る、つまりレイアウトは非常に重要なことなのだ。 パーソナル編集長を使うと、ワープロなどで作った文書を配るようなことはしなくなると思う(正直いって、ワープロの印刷物は、どんなにがんばっても汚く、しゃれた感じが出ないのだ。 今回のバージョンアップでPDFを自動生成できるようになったのでPDFで配布しても良いし、印刷屋にデータ入稿しても良い。インデザインが8万円を超えるのであれば、1万円で買える、このソフトは素人の使う範囲であればかえってわかりやすく、また軽快である。 フォントやアクセントになる小さなイラストを収集するのが愉しくなる。 パーソナル編集長の箱のデザインがださいのが難点だが、アドビに高い金を払う必要はない。 「あかつき印刷御用達」のようなパッケージのデザインは、どうにかならないものか。