薄味
(2007-05-13)
とりあえず、取っ掛かりに必要なことは書いてあることは書いてあるのだが、
何というか薄いというか非常に気が利いていない。
まず、WPFはVBでも使えるはずなんだが、本中にVBのサンプルは無い。自身が本中
で、VBでも使えますといっているにも関わらずだ。Blendが吐くコードもC#だし、
私もC#でつかっているのだが、これに関しては一言断りが必要ではなかろうか?
VBでWPFが使えると思ってこの本を買うと実は中のサンプルがXAMLとC#だけだった
という事に驚愕することになるだろう。
また、かなりの頻度で使うと思われる、C#からXAMLのアニメーションを指定して
実行する、C#からXAMLのスタイルを指定してダイアログに表示を行う。
といったC#のコードに対してのフォローがほぼ無い。
(コード自体は本中に何気にあるので、探してみるのが良いだろう。5章と7章にある。)
一応全体を網羅していることはいるが、急ぎすぎたというか、サンプルプログラムしか
書いたことが無いのが透けて見えるというか。実開発に基づいて、全体を精査すれば、
優先順位付けが違ったんじゃないかと思う。後、半歩踏み込む事ができれば初期の
WPFにおける名著になったかもしれないのに残念だ。
とはいえ、日本人が書いた日本語の本は今のところこれしかないので、とりあえず
これを買っておくに越したことは無いし、損をしたと思う人は少ないだろう
いざ,WPFの大海原へ!! 大航海のための海図は,ここにある。
(2007-04-14)
WPFの守備範囲は膨大で,
最初から細かいことまで覚えていくと,途中で,挫折しかねない。
ぼう〜っとして溺れたりしないためにも,
まず,全体像を把握することが大切だ。
WPFには新しいカラクリが満載なので,
理解しながら読むのに非常に時間がかかる。
だが,なんとなくの理解で構わないので,
とにかく,まず一通り呼んで全体像を把握して欲しい。
3Dグラフィクスは興味がないので,
いままでのいわゆるWinFormで十分だと思っているのなら,
1章から3章まで読んだ後に,少し飛ばして,
7章,8章を先に読んでみると良い。
スタイル,テンプレート,トリガなどのカラクリに
いままでにない可能性を見つけ出せる筈だ。