少しずつ整理上手になっていく
(2008-04-12)
私は3章(モノと机回り)と4章(情報)を目的に本書を読みました(ちなみに1章は頭の中、2章は時間)。
著者が本書の中で述べています。
「整理の名人がいる。その人から何かを盗む。アドバイスを得る。そうやって少しずつ整理上手になっていく」
まさにこの言葉のとおりなんだと思います。
私のライフスタイルやワークスタイルでは直接使えないものもありますが、
それでも「机の上は板前さんのまな板のようなもの」の言葉に脳天を撃ち抜かれたような衝撃を受け
読んだその日に会社の机と引き出しの整理を実行しました。
こうやって少しずつ整理上手に近づいていけるのかなと思います。
整理整頓を習慣にする
(2008-03-23)
著者自身が実践している割と簡単にできる机周り・情報(資料、メモ)・スケジュールなどに関する整理術が紹介されています。なるほどと思うものもあれば、私には馴染まないといったものなど、すいすいと読めました。
著者と同年齢なので、コンピュータや携帯電話のない時代との比較にはうんうんと頷けるものがありました。また全てをコンピュータでとは思わないところも同様でした。
が、根本的には「整理整頓を習慣にする」しかないということになります。
実は会社の隣りの席の人間の「ゴチャゴチャの机」が何とかならないかと期待して読んだのですが、そういった意味では、つける薬はないようでした。
当たり前にみえて、結構使える知識
(2008-03-19)
「整理術」の本といっても、身の回りの整理だけでなく、頭の中やら時間の整理やら、あらゆるものをスッキリさせてしまおうという一冊だ。
もちろん机周りの整理法や効率的な資料の保存法なども載っており、内容は盛りだくさん。
著者が実体験の中から見つけ出したヒントが片っ端から詰め込まれている、という印象である。
正直、ビジネス経験がそれなりにある人には、「まぁ、当たり前だよな」ということも多い。
だが、それらを改めて認識しなおすことで多くの気づきが得られることも事実だし、「お、これは使ってみるかな」というテクニックも結構ある。
「自分も整理が下手だった」という著者の実体験がさりげなく織り込まれているのも、親近感が沸く。
本書の著者はデザイナーとのこと。
デザイナーは空間や頭の中も使いやすいよう自在にデザインできる、ということか。
心身ともにの整理術
(2008-03-09)
専門の先生も存在する整理術だが
形のあるものの整理整頓術は多いが
精神的なところから始めるソレは新しい
問題を根本から見直すことで
読んだ直後のみの効果ではなく
長い持続性が確約される整理術だ
精神的な整理術なので形に表れない頭の中身にも効果あり
仕事に恋愛に役立つ事間違いなしの一冊だ
現場目線、現場感覚の「整理の技術」
(2008-02-19)
整理に関する本は多いが、この本はかなり異色だ。
まず、いきなり「片づけなければ整理はできない」と始まる。
よく「片付けと整理は違う」という「整理評論家」もいるし、
実際、表面は片付いているが引き出しの中はグチャグチャという人は多い。
もちろん、その逆もいる。
しかし著者は、「まず片づけろ」という。これは現場目線の考えだ。
いくら本人が「オレの頭の中ではわかっている」と言っても、
見た目が雑然としていると他の人はさわれない。
一人で誰にも邪魔されずに仕事している人ならともかく、
普通のビジネスマンはそうではないだろう――というわけだ。
次に「頭の中を整理する」と続く。
そのあと「時間整理」「机回りの整理」「情報整理」……と続くのだが
それらもまず「頭の中」が整理されてのことだと強調するのである。
「だって、心が整理できていると仕事も楽しいでしょ」
というわけだ。
時間整理や机の整理にしても、小気味よいぐらいにアナログである。
そしてきめ細かい。ペン立ては四角がいいとか、メモは手書きがいいとか……。
もちろんではデジタルデータの整理にも触れられるが、かなり付け足し的で、
手書きメモをどう整理するか……といったことが細かく語られる。
机の上が雪崩状態になっているような人は、まずはさらっとでもいいから一読をお勧めしたい。
本人は「私は整理が下手だった」と言っている。その著者が現場で揉まれながら
体得していった整理術が本書だろう。
スマートさはないが、泥臭くて、著者の「哲学」さえ感じられる。