罪な作品
(2008-12-15)
前作のサウンド面での批判を受けてか、恐ろしくへヴィでソリッドなサウンドに仕上げられている。
全体に楽曲のテンポも抑えられており、もはや「スラッシュ」色は皆無と言っていいが、サウンドは素晴らしいし、ジェイムズの歌唱力も向上したこともあって、素晴らしいヘヴィ・メタル・アルバムに仕上がっている事は疑いない。
ミドルテンポの1、へヴィな2、アップビートの3、7、12にバラード調とも言える抒情的な4、8といったあたりがオススメかな。アルバム全体としては、自分は後半になると飽きが来るけど。
問題はMETALLICAがどうこうと言うよりも、他のバンドが揃って自身の個性を捨てて、こういう音作りを目指してしまった事なんだよね…そういう意味では凄まじい影響力を持った、良くも悪くも’90年代のHM/HRサウンドを定義づけてしまった罪な作品だ。
ブラックアルバム
(2008-09-17)
HR/HMからRock寄りの作品。
全世界的に売れに売れた作品なのでレヴューは割愛。
当然、アルバム自体は★5つ。
「ジャスティス」で存在感の無かったジェイソン・ニューステッドの音。
ベースですが、ブンブンしてます。
いやぁ、ここまでクリアになると嬉しいです。
そのほかの音もかなりクリアになっています。
とにかく低音域がクリアになっています。
音が潰れていないという表現が正しいかもしれない。
しかし、正直そこまで大幅な改善点は無いです。
音の厚みも、オリジナルとほとんど変わらないので
これ以降のアルバムは買い替えは必要ないと思います。
というより、このあたりから元々のアルバムのサウンド・クウォリティがあがった?
のかもしれませんが。
参考データ(当方システム)
スピーカー : JBL(1台20万代)
プリメインアンプ及びSACD Player : Denon(各20万代)
ヘッドフォン:BOSE ノイズキャンセル
音質はかなり良くなっています!
(2008-09-14)
個人的に「メタリカ(ブラックアルバム)」が1番好きなので、さっそくSHM−CD盤を購入しました。
通常CDとSHM−CDの違いですが、
聴いてすぐにわかるのが、「パーッ」と音が広がって立体感があります。
また、低音がよく聞き取れます!1曲目の「Enter Sandman」はベース音がこれほどあったとは知りませんでした!じわじわですがベースのエッジ音が楽しめました!
メタリカの初期のCDは全部買い直そうか検討中ですが高いのが欠点です。
他のアーティストも愛聴盤は買い直しすると思いますが、1枚2000円くらいで発売してほしいです。
新しいMETALLICA
(2008-05-11)
METALLICAの5thアルバム、通称ブラックアルバム。
新しいファンを作り、言い方は悪いけど、古来のファンを置いてけぼりにした作品。
僕はスラッシュメタル時代の彼らが好きなので、ちょっとがっかり。
とわいえ、へヴィメタル目線から見たら非常に言い出来です。
スピードよりも重量感を重視した感じで、歌詞もいたって普通のハードロック風。
とりあえず、このアルバムは良くも悪くも新しいMETALLICAの作品です。
ファンの必需品であることは間違いないですね。
若干退屈だったから、できればしたくなかったけど星3つにします。
時代の流れを変えた一枚
(2008-04-14)
個人的には大好きです!!
METALLICAほど時代によって、ファンや評価が分かれるバンドも中々いないんじゃないかと思います。特に前期の3作品に集中する傾向が強く、ある意味ではスラッシュこそがMETALLICAの真骨頂!!
と思うファンがほとんどですが、その意見に反して本人達は、あくまでも自分達はスラッシュメタルバンドではないと言ってきました。
つまり、スラッシュメタルというのは、METALLICAにとっては表現方法の一つにすぎないという事です。根底に攻撃的なものは常にありつつも、表面上のサウンドは絶えず変わっていく。
その大きな変化を遂げたのが今回のアルバムだと思います。
今までのスピードや切れ味のあるリフ、多彩な曲展開という手法から、ギターアンプが獣のごとく唸る重低音、スローながらも圧倒的なパワーで畳み掛けてくるグループ、また今までにないスケールの大きいバラードなど、一味違ったMETALLICAの世界があります。
あとは自分に合うか合わないか?
結局はそこに帰結しますが、世界の圧倒的な評価は、間違いなくMETALLICAの決断と才能の評価であり、やはり他のバンドには追い付けないカリスマ性だと思います。