”やられた”という感じ
(2008-08-22)
バリオスの作品が特に良い。アルパがバリオスの生まれたパラグアイの楽器なので相性が良いのでしょうか。
「過ぎ去りしトレモロ」はアルバによるトレモロ奏法が哀感深く響く。ときどきトレモロが重音になるのがにくい。5月発売のアルバムにこの曲を入れた村治奏一さんにも(上松さんと同世代)是非聴いてもらいたい。
「パラグアイ舞曲第一番」は、私のようなギター弾きからするとまさに”やられた”という感じです。あそこであのメロディーをくわえるか!(オリジナルにはない音符ですが)ギターソロでは到底弾けないと絶句してしまいます。きっと超絶技巧なんでしょう。(アルバのテクニックについてはわかりませんが)
バリオスファン必聴のアルバムです。
南米の作品を中心に弾いてますが、ヨークの作品も二曲弾かれています。木村大さんも(上松さんと同世代)必聴ですよ。
上松美香の新しい魅力! 聴きこむほどに不思議な癒しが……
(2008-08-22)
私は数年前から上松美香のファンになり、コンサートにも何度か行っている。
アルパの響きはとにかくリズミカルで、太陽のように明るい。
彼女のコンサートも、ウキウキした気持ちになれる。
これまでの彼女のアルバムも、おおむね、そうだった。
このアルバムは、ギターの名曲をアルパのソロでカバーしたもの。
「禁じられた遊び〜愛のロマンス」など、誰にでも知られた曲もあれば
比較的マイナーな曲もある。
構成は全体的に、しっとりとした曲が中心になっている。
だからこれまでの上松美香の「コーヒールンバ」などとは、ガラリと趣が異なる。
もちろんアルパ独特のリズミカルさは残されている。
最初は少し面食らったが、何回か聴きこむとギターの音色とは違った雰囲気が部屋全体に広がるのを感じる。
アルパ独特の甲高い音も、それはそれでひとつの「空気」になっていく。
個人的には「映画 夏の庭」の「思いで」に聴き入ってしまった。
そして「限定版」の最後は、一転してアルパらしい曲の「光の記憶」で締められる。
癒しすら感じるアルバムだ。
是非、限定盤を
(2008-08-16)
この限定盤はSHM-CD仕様との事で、通常盤と聞き比べをした所、
輪郭がはっきりとしたキラキラの高音、ゆったりとした低音など、
よりアルパの生の音に近い事に背中がゾクゾクとしました。
同じ音源なのに、CDの仕様でこんなに違うのかと感動しました。
通常盤には無い特典として、ブックレットの他に8Pのミニ写真集や、
ボーナス・トラックとして+2曲(「空想散歩道」「光の記憶」)
が収録されていて、価格は高いけど買うのなら限定盤がお勧めです。
気に入りました。
(2008-08-10)
アルパで聴くギターの名曲たちはなかなか新鮮です。実際の演奏は大変だったのではないかと想像しますが、演奏時のタッチノイズのようなものも隠さずそのままに録音されているのが少し気になる場面もあるようには思いました。(特に11曲目は途中で音がなんかバタバタしていて曲がよくわからないくらいです。)
全体としては、良い楽曲をアルパの美しい響きで楽しめる良質なアルバムに仕上がっています。