これは真の最終回ですね。ファンなら聴かねばです。
(2008-07-21)
内容については前述の方々のご意見通り。
付け加えさせていただくこともほとんどないのですが、三代吉の人の良さや、螢川の4番の描写の補足など、とにかく出来が良すぎです。
DVD−BOXの販売時には、同梱されなきゃ嘘でしょうという完成度です。
本作品のファンで未聴の方には、即購入をお勧めします。
true tears〜本当の最終回〜
(2008-06-25)
まず最終話に納得いかない方にお勧めです。私もその一人で、最終話の〆は何となく分かってたとはいえ、余りにも素っ気ないというか無難にまとめ過ぎたように感じました。
それ故に、あまり印象に残るものはありませんでした。
今回のドラマCDは、そんな最終話を見事なまでに補完する内容で構成されています。
私も同様、ここまで構成が固められているなら、アニメ本編中で描くべきものであり、作品全体の完成度がより一層高まったと思います。なので我がままをいうならドラマCDではなく、できればOVA(Blu-ray)などでお願いします。。・゚・(ノД`)・゚・。
大団円!
(2008-06-25)
アニメ本編では描かれなかった、
それぞれの「その後」を描いたサイドストーリーです。
track.1 「比呂美の場合」
大願成就(眞一郎との交際)を果たし、すっかり元の明るさを取り戻した比呂美。
しかし、時おり見かける寂しそうな石動乃絵の姿に、かすかに心がざわめいて・・・というお話。
端から見れば成績優秀、スポーツ万能、友達も多くて、すべて完璧に見える比呂美ですが、
当の彼女自身は「自分にないもの」を持っている乃絵に対して、
コンプレックスにも似た羨望の想いがあったのでしょう。
乃絵の魅力が分かるだけに、なぜ眞一郎が乃絵に惹かれたのかも分かってしまうという・・・。
でもそれは「嫉妬」とは違って、もっとポジティブな感情なんですよね。
そのあたりは、眞ママの「女は幾つになっても現役」という言葉に集約されている気がしました。
本編ではあれだけギスギスしていた比呂美と眞ママですが、
すっかり仲良くなって、さながら人生(女?)の子弟関係のようになっていたのも微笑ましかったです。
track.2 「雪解けの時」
麦端祭りが終わり、三代吉と愛子が屋台を片付けているところから物語は始まります。
友達という関係からやり直すことになった二人ですが、
互いに相手を傷つけることにも、自分が傷つくことにも臆病になって、
どこかぎこちない笑顔のまま、微妙な距離感で付き合い続けていた愛子と三代吉。
三代吉の親友であり、愛子の幼馴染みであり、二人にとっての三角関係の一角でもあった
眞一郎の存在を乗り越えることが、愛子と三代吉に課された最後の試練なわけです・・・。
そして最終的には、それを乗り越えて寄りを戻すわけですが、
その乗り越え方が何とも「らしい」というか、不器用なひたむきさ全開でナイスです。
巻き込まれてしまった眞一郎のほうはいい迷惑かもしれませんがw
二人とも、本編以上に甘酸っぱくて青春しまくってます。
track.3 「いつか飛ぶ空」
眞一郎との触れ合いを通して「飛ぶための翼」を手に入れた乃絵ですが、
まだ傷を引きずったまま、飛ぶ勇気が持てずにいます。
それは失恋の傷心というよりも、人と深く関わったことで生じた傷。
眞一郎と付き合ったことで、兄の純や比呂美を
無自覚なまま傷つけてしまったことを悔いているわけです。
もちろんそれは、自分が傷つくことへの恐れの裏返しでもあるのですが・・・。
友達がいない乃絵にとって、眞一郎は恋愛対象以上の存在だったのでしょう。
そんな乃絵に、クラスメートの女子二人が声をかけてきたことで、
固く閉ざされていた乃絵の心は少しずつ溶けていきます。
新しい出会いによって居場所を見つけ、羽ばたこうとしている乃絵の姿は、
本編のラストショットに重なるものがあり、とても感動的です。
アニメ本編の終わり方に物足りなさを感じていた方も、
このドラマCDによって欠けていたピースが全て埋められると思います。
「true tearsこれにて完結!めでたし、めでたし!」という一枚です。
個人的には、ここまで補完できるんなら本編でやっといてよ、と思いましたがw