ライス・レコード
終着点にふさわしい、美しいボレロ集 (2008-10-13) ライナー・ノーツによると、亡くなる直前のイブライムがニック・ゴールドに送った自作のデモ・テープを元にしたのがこのアルバムのようです。 張りのある伸びやかな声でゆったりかつ朗々とボレロを歌い上げており、またピアノも美しい。とにかく美しいの一言に尽きます。日本人の感性にはこの3rdソロが最もしっくりくるかもしれません。 それにしても、「ブエナ・ビスタ」最大の功績者であるイブライムが最後に選んだのが、ソンよりも起源の古いボレロだったというのは、期せずしてか「ブエナ・ビスタ」を「キューバ人のプロジェクト」として終わらせた形となった気がします。これで「ブエナ・ビスタ」がより深みを増したかも、というか、キューバ音楽って深いです。