美しいアルバム
(2008-08-14)
一曲を除き、日本の美しいポップソングばかりが集められたアルバム。
冒頭の、アメイジング・グレイスにおける本田美奈子さんとのデュエットは何度聴いても鳥肌が立ってしまうほど素晴らしい。
願わくば、すべての曲が彼女とのデュエットであったなら、本当にかけがいの無いアルバムになっていたに違いない。
しかし残る曲を歌うシンガーがヘイリーで良かった。透明感のある本当に美しい声。
最後にヘイリーが日本語で歌う“白い色は恋人の色”まで、じっくりと聴いて欲しい。本当に素晴らしいアルバム。
ハンナァビラノ…
(2008-07-19)
透明感一本槍だった「涙そうそう」の頃と比べると
すこし線が太くなったというか、
よりポップス向きになったというのか、
ちょっとシセルに声が似てきましたね。
英語で歌った曲はどれもいいんですが、
問題は「ハンナァビラノ…」と歌いだす
日本語の「白い色は恋人の色」です。
当然の流れとはいえ、オリジナルのベッツィ&クリスに
雰囲気がソックリで、単なるモノマネにしかなっていません。
作る側、聞く側共にノスタルジーが混じるんでしょうが、
ぶっきらぼうな発音は40年前のガイジンだからこそ許されたことで、
持ち味のピュアボイスや歌唱力が全く生きていません。
英語版「白い色は恋人の色」と比べるとその違いは歴然としています。
やっぱり日本語の歌に関しては
最近2枚組ベスト盤の出た本田路津子さんの歌唱を
お手本にして歌ってほしかったですね。
本田さんの録音で聞くと「潤んでいた…」という歌詞のところで
本当に声が潤んだようにしっとりとした美しい発音で歌っています。
二人の「天使」
(2008-07-18)
「時代」や「千の風になって」といった曲のカバーもいいが、圧巻は「アメイジング・グレイス」に尽きると言える。ヘイリーの透き通った歌声に続いて本田美奈子.の力強く艶のある歌声が現れる瞬間は鳥肌が立つくらいに感激した。そして二人の「天使の歌声」によるデュエット。この一曲を聴くだけでも元は充分に取れると言い切れる。買って損のない一枚。
再認識!
(2008-06-29)
ヘイリーの曲は「アメイジング・グレイス」しか聞いた事がなかったのですが、お店でかかっていて気に入り購入しました。
「アメイジング・グレイス」は今は亡き本田美奈子.さんとの見事なデュエットになっています。日本の歌を歌うというアルバムの趣旨からは外れてしまうかもしれませんが、私は非常に感動しました。
このアルバムにより、聞き慣れた曲が歌手と言語を変えると全く違う味わいになり、改めてその楽曲の持つ良さと日本語で描く心の機微の素晴らしさを再認識しました。
ただ「翼をください」のコーラスで「ツバサヲクダサイ」と日本語で入れたアレンジは好みじゃなかったです。
SHM-CD仕様として、オーディオマニアも購入動機を高める一枚。
(2008-06-27)
私は、オーディオマニアなので、CDの内容もそうだが、CDの仕様についてのほうが興味惹かれたので、このCDを購入した一人ではある。収録曲の感想については、他のレビュアー方々のほうが詳しそうなので、私は、このCDの仕様、SHM-CDについて語りたいと思う。SHMとは、スーパーハイマテリアルの頭文字である。記録面表層のポリカーボネイトの素材が、普通のCDと違う素材でコーティングされたものである。とは、いっても一応SHMもポリカーボネイトであるのに違いはないのだが。SHMのポリカーボネイトは、液晶TVの画面に使用される透明度の極めて高い物が採用されている。これにより、CDプレーヤのピックアップから照射されたレーザーが、精度の高い反射光を獲得して、より高音質な再生が可能になるというものである。開発したのは、ユニバーサルミュージックと日本ビクター。ヘイリーの声は、高音で透明度の高いのが特徴なのは、皆さんもご存知のとおり。SHM仕様でこの特徴がどこまで伸びるのかに興味を持ったのである。日本人に馴染みやすいJ-POPでこの仕様はあまりない。オーディオファンの方々にも、試してもらいたい一枚であったことは、今更しつこく述べる必要もない。日本では、クラシックボーカルに分類されるヘイリーだから、ヘイリー本来のスタイルでSHM仕様第二弾がリリースされる可能性は高いと、勝手に期待しているのだが。どうだろう。ここだけの話だが、ユニバーサルミュージックは、この仕様の開発に結構な額の投資を、日本ビクターにさているので、どんどん普及させる必要がある。そのアーティストとして、ヘイリーは絶好の人の一人であると、私は思っている。