心ゆくまま、お楽しみください
(2008-05-31)
リトル・フィートのメンバーと共演し、現在のボニーのスタイルの基礎を築いた
アルバムです。プロデュースは、前作で好サポートをしていたジョン・ホール
が担当していて、アルバム全体にファンキーなリズムを配置しています。歌に
自信がでてきたのか、ジャズ系シンガー・ソングライター、ベン・シドランが大きく影響
を受け、スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンも多分、影響されているであろう
モーズ・アリソンの曲"Everybody's Cryin' Mercy"を歌っているのが注目されます。
" I Feel the Same"でのロウェル・ジョージのスライド・ギターは、当時は考えられない
ような斬新なフレーズでショックを受けました。難しいことをやっている訳ではなくて
通常のスライド・ギタリストの発想では出てこない「こんなんもあり?」というコロンブス
の卵的な演奏です。ボニーもこの後、彼の影響を受けたエレクトリック・スライドを習得
していくことになります。その他奇才ヴァン・ダイク・パークスの参加によるカリプソ曲
があったりして、音楽の幅を広げています。スライド・ギター好きの人には
" I Feel the Same"は必聴です。この曲だけのためにアルバムを買う価値はあります。
最初のLA録音アルバム。
これぞ名盤.
(2006-03-09)
1973年発表のサード・アルバム.セカンド・アルバムの延長と思わせながら,密かに,より洗練された内容となっているこのアルバム.プロデューサーは,John Hall.
曲想も幅を広げています.選曲は,Joel Zoss, Jackson Browne, Randy Newman と好作品をとりあげ,中でもあの Eric Kaz の傑作 Cry Like a Rainstorm をカバーするなど,最高のものになっています.
John Hall のバッキングも光っています.
私にとっての,ボニー・レイットの最高傑作だと思っています.
リトル・フィート参加の名盤
(2005-02-04)
三作目の名盤がリマスターされました、嬉しいですね。
リトル・フィート面々が全面参加したファンキーで溌剌とした本作。
スライドギターの唸りよりも音の柔らかさが全面に出てる作品とも言えるでしょう。ジャクソン・ブラウンやランディ・ニューマン作の曲を歌い上げています。
いまだに現役バリバリで、聞く度に良い年の重ね方をしてるなあと思わせてくれます。
5月の薫風のような
(2003-12-13)
ブルースをプレイしていてもどこか5月の薫風のようなさらりとした空気がただようのが彼女の持ち味。例えば同時期に活躍したリンダ・ロンシュタットなんかと比べても演奏もルックスも地味。でも女らしさを売りにしないからこそ、それでもこぼれ出てくる女らしさにくらくらっとしてしまうのです・・・。1stや2ndもいいけど、地に足の付いた感じの3rdが個人的には一番。せつなく聴かせる②や⑤、ファンキーな③やカリプソっぽい⑥など好演。
キャピトルからのベスト盤も最近出たけど、年を重ねるごとに艶っぽくなっていく気がする。