テイチク
きみまろさんはまた進化した。60分ノンストップ爆笑スーパーライブ (2008-01-24) きみまろさんの「爆笑スーパーライブ第3集」が発売された。3集の特徴は1集2集と比べて9割が新ネタであることと、いままで聞いたこともないほどの滑舌の迫力加え、緩急自在のきみまろ節は冴えわたり、抜群のおもしろさなのだ。きっと、ニューヨークライブ直後に録音されたから、きみまろさんの高揚感もあり、気合が一段と強まったのではないか。60分ノンストップの名盤で、私には奇跡的な録音とすら思える。きみまろさんはまた進化したのだ。 ネタも抜群におもしろい。ますます深く男女の心の機微にふれている。おもわず、「そうなんだよね」とうなずいてしまう。しかし、ネタのそこに流れるのは、すぐれた観察眼に裏打ちされた人生哲学なのだ。 きみまろさんの本によれば、ライブ後は、その日の録音テープを聞いて、笑いの大きさで、ネタの受け方をチェックして、次のライブにそなえているという。この笑いの名手にして、その精進に驚かされるが、それが今回のCDにも反映されていると思う。 その上、添付されている舞台写真が臨場感を盛り上げる。ライブの最前列の席は奇跡でもなければ取ることができないが、至近距離のきみまろさんの実演写真が何枚もはいっている。こんなナイスショットのイケメン写真は、マルベル堂にもなかった。 川島隆太さんも近著のなかで「笑いのネタで人と笑顔でコミュニケーションする習慣をつくりましょう」といっている。遺伝子研究の村上和雄さんは、「笑い」で血糖値を下げる遺伝子が活性化したという実験結果を得て、アメリカの権威ある糖尿病雑誌に採用された。古代のギリシャの医者たちは患者の治療に「笑い」や「音楽」や「演劇」を使ったとも聞く。そういう意味でもきみまろさんのCDは私の生活必需品となっている。