変らずかっこいいアリシアワールド
(2008-07-06)
本アルバムの「ノー・ワン」は全米チャート1位に輝いただけでなく、ほとんどの楽曲にアリシアの知性が込められ、相変わらず個性的な仕上げになっている。
ボーナスDVDはハリウッドボウルでのコンサートの3曲が収録されている。ビッグバンドを配しいつに無くジャズっぽいR&Bライブに上がっており、個人的にはお気に入りなのだが、曲が途中でカットされてしまうなどあくまでもサンプル。同コンサートのフルDVDの発売が待たれる。続く映像のノー・ワンメイキングはあくまでもおまけ。
それにしてもグラミー賞を総なめしたアルバム「ソングス・インAマイナー」の衝撃が凄すぎる。この人は頭が良いだけに何でも器用にこなすが、違った次元の努力でまだまだ伸びるはずだ。
R&Bの原点に回帰したルネサンス的アルバム
(2008-04-29)
その昔,R&Bがリズム&ブルースと呼ばれていた頃,ロックン・ローラーが黒人音楽に深い敬意を表していた頃,そして何より,ロックにもソウルにも「詩」があった頃の音楽。
アリシア・キーズの3rdアルバムはそんなスピリットを感じさせる。伊藤なつみ氏のライナーノーツによれば,アリシアは本作を「ジャニス・ジョプリンmeets アレサ・フランクリン」と語ったというが,まさにそんな表現がピッタリだ。その典型が,オーセンティックなピアノ・バラード「No One」。シンプルなメロディーを伸びやかなヴォーカルで雄大に歌い上げる様はアレサ・フランクリンなどR&Bの先駆者のみならず,ジャーニーのスティーブ・ペリーや元J.ガイルズ・バンドのピーター・ウルフなど黒人音楽に傾倒するロック・シンガーにも相通じるものがある。同路線の「Sure Looks Good To Me」なんてロッカ・バラードと言ってもいいぐらいだ。だからといってアリシアが路線を変更したというわけでない。R&Bのルーツに帰ったのである。実際,素朴で温もりのある「Superwoman」では,ゴスペルの影響を垣間見せる。テンプリーズをサンプリングした「Teenage Love Affair」や「Wreckless Love」などの夢見心地なアップテンポでは,70年代ソウルが持っていた「輝き」を忠実に継承して見せている。そして「Where Do We Go From Here」。僕はこの曲が一番好きだ。エモーショナルなヴォーカルとクールなコーラスの対比が絶妙で「孤高」という表現が当てはまる傑作。ジョン・メイヤーを起用し,春の陽光にも似た穏やかで優しげなバラード「Lesson Learned」も素晴しい。流麗なピアノ・ソロなど心が洗われる。
というわけで,またしても傑作を創り上げてしまったアリシア・キーズ。こりゃ聴くしかないでしょ。
powerful, inspiritual, just rock rock rock!!!
(2008-03-18)
Alicia Keys
私は最近彼女の存在をTVで知りました。
no one を歌う彼女がとても気になってしまいました。
楽曲も声もとても素晴らしいのですが、ステージが楽しい。。。
ピアノを弾きながら、パワフルで、躍動的で彼女の歌っている姿はとても素敵!
Wonderful!
(2008-02-07)
デビューの頃からずっと聞いてきたアリシア。 今回もアリシアの歌声は素晴らしいと思います。曲によって好き嫌いはあると思いますが、アルバム全体から彼女のソウル・パワーを感じます。UK版はライブDVDも付いているので、お得感がありました。 パソコンでも再生できました。
正月なって聞きました
(2008-01-21)
Alicia Keysの待ちに待った新作が出ましたよ。年末、仕事、ライブ
もろもろで忙しかったのでまともに聞いたのは正月でしたが。で、今回
のアルバムに関して意見があんまりっていう人と、いいっていう人別れ
てますよね。最初の印象としては俺もがっつりはこなかったんですよ。
というのもやっぱり前作のイメージがすごくあって、メイン・イング
リーディエンドの曲をサンプリングしたYou Don't Know My Nameとか、
If I Ain't Got YouみたいなSOUL Favor溢れた曲を期待してたとこがあっ
て、それは少し裏切られた観がある。
だけど、As I amというタイトルに込められているように、周囲の期待
をいい意味でアリシアは、きっと前作同様のアルバム作りをしてたら売れ
るだろうということも置いといて、自分らしさというところを貫いたアル
バムに仕上げてきた。
No Oneはラジオでがんがんかかっており、Superwomanみたいな曲は本当
に現在のアリシアの立ち位置を明確に表してる曲だなと思います。Song
Writerとしてのアリシアが鮮やかに現れます。聞き込む毎によくなってい
くアルバムです。