デビュー曲から彼女は歌手として殆ど完成の域に・・・
(2007-10-06)
1969年、未だ大学2年の深夜、ながら勉強していた私のトランジスターラジオ(古いでしょ!)から素敵な歌謡曲流れた。彼女のデビュー曲「雨に濡れた慕情」だった、宣伝のため深夜番組に出て番組のパーソナリティーとの会話もあった。この曲の歌詞若き私の感性を揺さぶった。歌唱力もあり、とても新人歌手とは感じなかった。これがヒットし現在にまで至っている。多くのヒット曲があるが、私はデビュー曲が一番好きだった。歌謡曲は聴いたが、CDを買ったことは無い。このCDが初めてであった。なぜならば、彼女のデビュー曲はミュージック・サイトでは購入不可だったからである。それでこのCD全曲聴いた。やはり上手い、とくに、他の歌手の持ち歌彼女の方が良いものもある。私はデビューから彼女、歌手として成熟していたと想っている(勿論素人の者として)。友人に彼女の「黄昏のビギン」も良いぜ、と言われて2枚目のCD「朝日のあたる家 VIRTUAL COCERT 2003」も買ってしまったが、確かに良い、「朝日のあたる家」は力み過ぎだと想うが・・・。彼女と同じ歳とはとても思えなく、表に出てこなくても良いから、これからも良い曲出して欲しい。彼女は完成されつつもMalleableな対蹠的能力持つ貴重な歌手です!Dr.ω
軌跡
(2007-02-07)
デビュー時から後年にかけての名歌唱を網羅した、集大成的な二枚。
カバーものが聴きたくて購入したのだが、オリジナルものも、改めて聴いた。Disc1の1と2はセットになってひとつの物語になっていますね。3はデビュー曲。この時点で既に完璧。6、静かな歌唱の中にも感情の起伏が見える。11・12はリリカルというよりはキッチュ、かつ悩ましい。中島みゆき作の14、手を止めて聴き入ってしまう。捨て鉢になった女の中に潜む少女性を、あえてぼそぼそとした歌唱で表現。涙。18の凄まじさは特筆に値する。この曲で紅白に出演し、大衆に衝撃を与えたことは有名だが、あのパフォーマンスが目に浮かぶほどだ。この手の楽曲はもはや彼女の歌唱にかかるとフォークだのロックだのとカテゴライズされるべきものではなくなってしまう。
Disc2。演歌を勉強したい人は1を聴けばすべてわかる。5・6、完璧過ぎるあまり、聴き流してしまうほど。真のムード歌謡とはこういうものを言う。7、この曲の難易度などこの人の前では関係なし。
その他、書きたいことは山積だが、ただひとつ言いたいこと。何度もこの言葉を遣うが、「完璧」。