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The Book of Secrets お気に入りに追加

出版社・発売元:

Quinlan Road Limited

媒体: Music
ランキング: 62306
発売日: 2006-11-14
レビュー (Amazon.co.jp)
   マッケニットの作品にはいつも精神性が顔をのぞかせている。イェーツや聖書あるいは自作詞のどれに曲をつけようとも、彼女の歌は常に精神性を追い求めているのだ。だからこそリスナーはマッケニットの音楽に惹きつけられる。本作も例外でなく、けだるいリズムの「Marco Polo」、厳粛な喜びの「The Mummers' Dance」、痛ましい「Skellig」「Dante's Prayer」、アルフレッド・ノイズの詩に曲をつけた「The Highwayman」のどれをとってもその姿勢は変わらない。なかでも「The Highwayman」は、初期のナンバー「The Lady of Shalott」と比べても力強い労作だ。音楽で物語を語る腕前はさらに上達していると言える。本作はさまざまなレベルで楽しめる音楽であり、それというのも、マッケニットの作曲者としての能力が今なお伸びつづけ、自作の詩が投げかける奥深い問いかけにふさわしい曲作りをしているからだ。(Genevieve Williams, Amazon.co.uk)

カスタマーレビュー

伝統+東方、イスラムの音楽も取入れた音の響きに懐かしさを!  (2004-06-17)
この CDを買うまで、私はマッケニットなる女性ミュージシャンの存在すら知らなかった。90年代半ばからケルト音楽を始め、イスラム世界など民族音楽系の音楽に惹かれるようになった。そんな時、パリのシャンゼリゼにある巨大なバージン・レコードのワールド・ミュージックのコーナーで試聴し、即決で購入した。たんにケルティッシュというだけ

でなく、広く中東、東方の世界も取り込んだ音楽はユーラシア音楽とさえ言える。つい、最近、NHKスペシャルの番組で初めて認識したのだが(恥ずかしながら)、ユーラシアとは言葉としてEUROとASIAが一体化されたものだ。音楽の世界でもこの傾向は強いし、ファッションの世界でも見られる。そうしたケルトの伝統と東方世界との融合をこころみたと思えるこのアルバムはなかなかいい出来だと思います。買って数年になりますが、まだ時々聴いています。時間をおいても「腐らない」というのは音楽の命ではないでしょうか。

面白いし、手っ取り早いエキゾチックさ…  (2003-10-25)
 いわゆるエキゾチックな雰囲気が好きな人ならば、そのほとんどの人が受け入れやすいと思います。全曲とても聞きやすいのです。今、流行り始めているモロッコ風というのかなあ、適度にヨーロッパナイズされている地中海沿岸のアフリカ地域やトルコの風が漂います。音楽的には、それほど高いものを感じません。メロディも歌詞も、エンヤのような哲学性を私は感じません。だからこそ、角がなく受け入れやすいアルバムだと思います。彼女のアルバムの中では一番良くできていると思う。オススメ。

時間を超えたPan-Eurasia音紀行  (2003-06-13)
ケルトを起源にした透明感のある美しい音創りと、どこか懐かしい旋律が心に残る印象的な作品です。
ハープの弾き語りを軸にしていた頃(彼女の80年代の作品)に比べると、使用楽器の多様化にともなって音の重なりが深くなっており、繊細に吟味された音創りは相変わらず素晴らしいと思います。

個人的には、詩集や伝説、民話などをハープの弾き語りで聴かせてくれた頃の印象が強いためかそちらにより魅力を感じるものの、Pan-Eurasia的音作りですそ野を広げた本作の方が、より多くの音楽ファンにアッピールすると思います。

ジャンル分けしづらく、CDショップで探すのに苦労するタイプの彼女の作品ですが、多様な音楽に受け入れられる要素を持ち合わせた稀有な存在です。美しい音楽といえばDebussy、Bill Evansとともに彼女のCDを思い出します。

力強く、より完成された楽曲。  (2001-12-12)
このCDを聴いたときはより完成された楽曲であると感じずにはいられませんでした。彼女の力強い歌声は磨かれ、より深みを増したように感じます。楽曲は彼女の元々持っていたケルト色に、オリエンタルな要素を取り入れたようです(「MARCO POLO」などは特に)。
 「THE MUMMERS'DANCE」オリエンタルな感じを取り入れれた曲。アラビアのハーレムにいる様に妖しく、そしてロレーナの声は優しく響きます。
 「SKELLIG」はかなさの中にも力強さを感じさせる彼女の声質があってこその曲です。悲しい歌なのだと思います。もう返らない過去を思い起こさせるような、そんな歌です。
 「THE HIGHWAYMAN」は闇夜の物語。おそらく許される恋ではなかったのでしょう。彼は少女をさらい、逃げようとします。しかし……。まるで吟遊詩人のように物語を淡々と歌い上げるロレーナの声が物語の世界へ誘ってくれます。
 「DANTE'S PRAYER」荘厳な感じから始まるこの曲。抑えめに歌うロレーナの声がとても切なく、そして美しい。これまで彼女の曲を聴いてきた人なら間違いなくはまることでしょう。

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曲目リスト
1.Prologue
2.Mummers' Dance
3.Skellig
4.Marco Polo
5.Highwayman
6.Serenissima
7.Night Ride Across the Caucasus
8.Dante's Prayer

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