レビュー (Amazon.co.jp)
『A Girl Like Me』で、バルバドスのティーンの女王リアーナは、印税のすべてを夏のポップ・チャートに引き渡すことを期待している。もし誰かがチャートを支配しようとしたら、2005年のデビュー作「Pon de Replay」よりもずっとクールで抵抗できない浮きたつような曲「SOS」で、リアーナは自分が支配するともちろん主張する。この新譜が前作の焼き直しのようなものだと言っているのではない。前作『Music of the Sun』の大半はタイトルが示す通りの内容で、日焼け止めのいらない白人に優しい島で大騒ぎしているようだった。『A Girl Like Me』はもっと思慮深く、少しばかり慈悲深い。リアーナの幅を見せつけるために、作られた部分もあることは、感じるはずだ。エグゼクティヴ・プロデューサーのジェイ・Zはその作られた中で、リアーナを優雅に導いている。「Unfaithful」はR&Bの海でのノワール的な実験。リアーナは時間を無駄にせず、素っ裸でもっとも深い部分へ泳いでいく。「Final Goodbye」、「P.S. (I'm Still Not Over You)」、「A Million Miles Away」では、ビヨンセのきわどい部分はすべて拒否している。リアーナはビキニ姿の裸足の少女がいる土地へ舞い戻ってくるが、本作のざっと半分をカバーするテリトリーでは、まだパーティは盛りあがっている。リアーナは弾むような「Break It Off」で、ダンスホールの伝説ショーン・ポールを金のために走らせる。「We Ride」では窓を全開にして、助手席から顔を突きだしたくなる。さあ、エンジンをかけて、手元にサングラスを置いておこう。
曲目リスト
1.SOS
2.Kisses Don't Lie
3.Unfaithful
4.We Ride
5.Dem Haters
6.Final Goodbye
7.Break It Off
8.Crazy Little Thing Called Love
9.Selfish Girl
10.P.S. (I'm Still Not Over You)
11.Girl Like Me
12.Million Miles Away
13.If It's Lovin' That You Want, Pt. 2 [*]