窈ちゃんの「新しい皮袋に古い酒」
(2005-12-10)
小林武史氏プロデュースということで心配していた(爆、失礼!)
のだが・・・
すばらしい仕上がりです。
「指切り」では、ロック調のリズムにのせて窈ちゃんがはかない
恋を切々と歌い上げる。いつもの歌いまわしは健在。おー、なか
なかにすばらしい取り合わせだ!
名越由貴夫のザクザクッとくるギター、昭和歌謡風?のちょっと
俗っぽ気味のホーン・アレンジもgood(編曲も小林武史)。
2曲目の「音叉」は、テクノ風(←死語)の電子音がとびかう中、
窈ちゃんの珍しく無機質なボーカルがさえる。
3曲目「ぱぱへ」は、「ありが十々」「大家」「影踏み」に続く
パパ物の第4弾。今度は窈ちゃんは抜き気味のボーカルで、半音階
の多い不安定なメロディーを見事な安定感で歌う。「9月20日は
wedding party」という歌詞には、おもわずドキッとしてしまう。
だって、ほんとうは窈ちゃんの誕生日なんだもん。
シェーンベルグではないが、「新しい皮袋に古い酒」。
お昼のランチ(シングル)を食べに行ったら、フルコース(アルバム)
級のお料理が出てきた、というくらいの充実度。
切なく激しく…
(2005-12-08)
前作[かざぐるま]はしっとりした癒し系の作品でしたが
こちらは一青さんとしては珍しい、ギター中心のサウンドの曲。
小林武史さんプロデュースという事ですが、今までより激しく
直接的な感情表現がされていると思います。
作詞は一青さんご自身によるものなので、激しい中にも
歌詞の中に彼女らしい優しさ、繊細さも感じられます。
癒し系の曲メインでしたが、こういった作品も斬新でたまには
いいかも、と思いました。カップリングの[ぱぱへ]も好きです。
「聴き易さ」でいくと前作のほうが上かもしれませんが新鮮です!