録音に異議あり
(2008-01-15)
どれもいい曲ばかりだと思うのですが、そうやって耳を傾けるとあちらこちらで
息継ぎ時の息を吸い込む音が非常に気になります。
最近のよい再生機ではとても鮮明に聞こえます。
録音の時にディレクターは気にならなかったのでしょうか。
息継ぎの時に、ちょっとマイクから口を離せばいいだけのはずで、
ちょっとしたアドヴァイスで解消できる問題です。
いずれにしても、おかげで気になって曲に集中できません。
たぶんそう思っているのはそう多くはないのでしょうが、
それでも私一人だけではないと思うので、敢えて書き込みます。
この声が届いて次作ではこの問題が解決していることを切に望みます。
短編小説
(2007-10-06)
一曲一曲がバラエティに富み、楽しませてくれます。例えば「tuner fork」ではちょっとしたジャズが気持ちいい曲です。コーラスでTRY-TONEから松永さんと多胡さんが参加されているんですね。声やハーモニーの美しさからすぐわかりました。曲主題も素敵です。また「願い唄」ではスポークンワーズから始まり、聞き手としてはつい集中します。
他にも「最終電車」の効果音、「時のテーマ」のインストなど、作品一枚の中で様々なアクセントの表情を見ることができ、最後の曲まで飽きさせません。全体の印象は短編小説集を読み終わったあとのよう。声の素朴さ、詞のささやかさからそんな余韻の印象をうけました。
後半へいくほどいい曲が待っています。詞の展開と共に映像が動いてゆく「青写真」、みずみずしい声となるピアノバラード「恋」、描写がまるでみえてきそうな「ななくせ」、サビメロが充実してくる「宿り木」、川江美奈子というアーティストを十分に感じられ始めます。「たとえうた」に覚える郷愁は非常に透明です。秀逸な歌ですね。続く「願い歌」はポエトリーリーディングだけで一曲ききたいくらい。こういう表現形態は大好きです。メロディが流れてくると、これも上質な和の香りがしてほっこりとさせます。これがデビュー曲だなんて凄い。「ずっとはるかあなたと」の“刻み込む”ということばに実感が伝わってきました。優しく全体を包み込むような歌なんですが、詞のセンチメンタルは作品の主題そのものです。
1作目にして名盤!
(2007-07-03)
デビュー作でこのクオリティーは、本当に音楽的な才能を感じます。「恋」「ずっとはるかあなたと」では、涙がでてとまりません。特に女性の心にがつんと響くのではないかと!!ただしっとりしているだけでは全くなく、歌詞のメッセージが凄いです。
想いが伝わる曲たち
(2005-04-27)
ファーストアルバムです。
川江美奈子さんの作る曲は、かっこよくとか、時代のトレンドとか、関係なく
純粋で時に流されない素直な”想い”が心に響きます。
完成度の高さと心に響く言葉たち
(2005-04-23)
アルバムのコンセプトといい,1曲1曲の質の高さといい,非常に完成度が高いと感じました。
ビッグアーティストのアルバムは,得てして100点満点のヒット曲1・2曲がメインで,残りの曲が殆ど50点以下であることが多く,せっかく買ったのにガッカリすることが多い中,このアルバムは全曲80点~100点の出来で,総合点が非常に高いアルバムだと思います。
バラードがメインですが,ジャズ・フレーバーあり,ア・カペラ風あり,フォークソング調あり,演歌風のコブシありと,彼女の魅力満載の上,透き通るような声で歌われる「あなた」に向けられた真っ直ぐな想いが心に響きます。
また,彼女の詞には,英語やカタカナ言葉が殆ど使われていません。あくまでも日本語にこだわり,日本語での表現力を追求しているのかなと想像してしまいます。音楽留学を経験していて,恐らく英語に精通していると思われる彼女がたどり着いた結論なのでしょうか。日本語の説得力を改めて感じさせてくれました。
彼女が作詞・作曲した「桜色舞うころ」(中島美嘉さんが唄っている)を,ぜひ彼女の声で聴いてみたいですね。セカンド・アルバムで実現してもらえるよう期待しています。