大阪公演を思い出します
(2005-05-16)
発表する度に凄みを増していくソロ作品。
今回大阪公演を生演奏で聴いた時には本当に驚きました。
あのキースの美しい旋律が同時に2つも3つも聴こえてくるのです。
凄すぎる・・・。
CDでも確認できますが、会場での「咳払い」
ハンカチやタオルで口を覆って消音するという心遣いが欲しかったです。
あの音楽を生で聴けたのですから。
文句もあるだろうけどパート3、パート8、パート13がある限り大丈夫
(2005-05-05)
トリオが続いたここ数根の新作(つまりウィスパーノット以降)は良かろうが悪かろうが、何度か聴けばわかる、そりゃスタンダーズだもん。久々登場のソロである本作は本来キースの音楽にあるべき「謎」が充分に含まれたパワフルなものになった。おかげで近頃浮気がちにBN4000番台研究をし始めていたものが一気にキースに引き戻され、毎日2回は聴く羽目になってしまった。
ブレーメンやローザンヌ、サンベア、ブロゲンツ、ラスカラに比べ、欠点をあげればいくらでもあるででしょう。メロディで言えばパート1からしてとっつきにくい。細切れのショートピースだからあのすさまじく変化していくダイナミズムに欠ける、昔ほど弾きまくらない故の大人しさ、大阪コンプリートの収録時間のあまりに別の日の東京で埋め合わせたらしからぬ安直さ.......云々。
この時のコンサートに関してキースはいつもと違うことをやってみようとしたのだという。それは自身によるライナーに詳しいが、いつものようにわかるようでわからないようなことの後に「思いついたことをそのままやってみた」「前の曲が後の曲のきっかけになり、次々と連鎖していった」ようなことが書かれている。このことはとてもよくわかるのである。
したがってショートピースであっても、キースのインブロならではの「どうなっていくかわからなさ」は健在だ。そのため何回も聴いてしまうのだ。逆にせこいことを言うと気に入ったパートだけを聴くこともできるので便利(といっておいてちょっと空しい)
パート8、ひさびさに素晴らしいキース節。これだけで5つ星としたら軽率すぎるだろうか?キース=ロマンチック説の信奉者には3や13、16なんかは答えられまい。
2枚組の分量ですっかり堪能できる。キースの謎。いや~、ラスカラ以来待たされました。
キースの追っかけは結構金がかかりますわな
(2005-04-26)
2005秋のソロ日本公演に合わせて、150回DVDも出るので、ファンとしては迷いますなあ。何曲めだったか、曲冒頭のアホな拍手で、全然別の曲を弾き始めるまでの数分はカットされるんでしょうけども。事実、池袋での151回はかなりゴスペルや叙情的な小品が多く、150回の前衛的なリズムやインプロビゼーションの応酬ほどは感銘を受けへんかったですわ。その点、149回の大阪公演を全部CDで聴けるのは大変嬉しいです。他の方のレビューによれば、ここでもキースはかなりピリピリしてはったようですけども。やはり安い輸入盤を一週遅れで買っといて、記憶に残っている150, 151回の公演との比較を堪能し、秋まで金を貯めといて、DVDと東京公演に行くことになるんでっしゃろなあ
私はこの日大阪ー九州を半日で往復しました。
(2005-04-18)
~一度で良いからキースのソロが生で聴きたくて、大阪までこの日は新幹線で(午前中仕事)向かい、日帰りで九州に帰る強行スケジュールでした。しかし、寒く風邪をひいた人が多かったこの日、咳のあまりの多さにキースが演奏を中断した時はみんな凍り付きました。しかし、「今のうちに咳をどうぞ」とユーモアを交えて流して(観客は咳で応えて)別のインプロを~~弾きはじめて、それが中断前とは全く違う演奏だったのは、当然とはいえ感動しました。時に前衛的に、時に天から音が降ってくるような美しさをもって流れるピアノの音にわざわざ九州から来て良かったと思いました。アンコールも数回ありましたが、感動と、新幹線の最終に間に合わないかもという不安で、落ち着いて聞けなかった私にとってこのCDは本当に贈り~~物です。Thank you, Keith. この夜が本当に永遠になったのです。~
この日私は大阪まで半日で九州から往復しました。
(2005-04-16)
~キースのソロを一度で良いから生で聴きたくて、わざわざ大阪までその日は新幹線で九州から日帰りでやってきました。演奏中あまりにも咳をする聴衆が多く、キースが演奏を中断したときはみんな凍り付きましたが、ユーモアを交え、「咳を今のうちにどうぞ」と促すキースにほっとし、聴衆は咳で応えていました。そのやりとりも聞けるのでしょうか?中断前と、し~~きりなおした後の曲はもちろん全く異なっていて、やっぱり即興なんだと感動しました。はじめて生で見た感動と、新幹線の最終に間に合わないと帰れないというプレッシャーの中で、落ち着いて聞けなかったあの大阪のコンサートが完全版でCDになるなんて。もう一度あの夜をゆっくり味わいたいと思います。あの場に運良くいた私にとっても、はじめて聞くあなた~~にとっても素晴らしい贈り物になると思います。
p.s. そういえば150回目の東京はカメラが入っていたという話を聞いたことがありますが、DVDにはならないのでしょうか?~