ゆったりとした、空港のBGMにふさわしい作品
(2007-01-16)
たしか、ダラスかジョン・F・ケネディだったと思います。
ピアノを中心とした音の微妙なズレが、これまでのイーノの
アンビエントシリーズにはない、
都会的でコンサバティブな楽曲に仕上がっています。
ただ、もともとBGMとして作曲されているので、アルバム全体には変化があるが
どこか単調で、聴いているうちに眠くなります。
慌ただしい空港の中でもリラックスさせるのが狙いにあったのかもしれませんが、
あまり寝付きが良くないときに聴くと効果的、かもしれません。
ありふれた日常の場を生きたアートに変える魔法
(2005-11-21)
音楽とはまさに一つの環境であると実感させてくれるこの上ない1枚。
空港以外にも人工的な空間、例えばビルの中や国際展示場といった広さを持つ空間にはことの他マッチするが、
いつもの歩き慣れた場ですら、これがあると思考が異空間へと飛び、自分以外の全てがスローモーションで動いているかのような不思議な感覚が味わえるだろう。
ミュージック・フォー・エアポーツ。これはせわしない日常が繰り返されるありふれた場を一瞬にして生きたアートに変える魔法だ。
誰もいないゆりかもめに乗っているような。
(2005-09-11)
今風の言い方をすれば、ENOは音楽にビジネスチャンスを見つけるのがとてもうまい人だ。サイレンス/ヒ-リング系の音楽の中のなかではENOのアンビエントものには特に人工的な感覚を強く感じる。だからENOが「オンランド」をやりたかった理由も、失敗した理由も何となくわかる、ような気がする。ENOはセザンヌの絵が好きだそう。エコ-のかけ方のファジ-な感覚なんか確かにそんな感じ。
血の通った生命の環境音楽。
(2005-01-07)
イーノ環境音楽の最高傑作。
まさにエアポートにぴったりの音
淡々とした音のなかに広い空間を感じます。
反復される音に不思議な空間が形成されていくが決して無機的なものではなく、血の通った生命の環境音楽。