ジョン・レジェンド参加の「Hey Girl」に注目! (2005-06-26)
エリカ・バドゥあたりを想わせる理知的でいかにも歌えそうなルックス。そして,アルバムの冒頭を飾る「1980」の,UKソウルらしいシンフォニックでスケールの大きなフレーズ。思わず「待ってました!!」と手を叩いてしまったのだが・・・・。2曲,3曲と聞いていくと,最近流行りのアップリフティングなバウンス物あり,ロックっぽい激しいビートのナンバーありと,つかみどころのなさに「?」。 ところが,困惑したまま迎えた中盤。アコースティックで透明感のある「I Wanna Love You」から事態は一気に好転。レイトナイト向けのメロウでセンチメンタルな「Maybe」,アンニュイなバラード「Crazy」,ほのぼのとした雰囲気でゆったりと流れる「All Over Again」,ハッピーで浮遊感のある「Dance With Me」と好ナンバーが目白押し。中でも最大の注目は,何とジョン・レジェンドがヴォーカルを務める「Hey Girl」だろう。サム・ディーズが作曲したナンバーをサンプリングしたソウルフルなトラックとメロウで滑らかなEstelleのラップも見事で感涙もの。 UKのMOBOアワーズを獲得したというだけあって,ヴォーカルもラップも一級品のEstelle。あとは総花主義的な楽曲構成が悪い方向に出なければ言うことなし。今後が楽しみだ。
曲目リスト
1.1980
2.Don't Talk
3.Dance Bitch
4.Change Is Coming
5.Go Gone
6.Free
7.I Wanna Love You
8.Maybe
9.Crazy
10.Hey Girl
11.All Over Again
12.Dance with Me
13.On and On
14.I'm Gonna Win