いつまでもこの音に浸っていたい…
(2007-06-20)
ポストロックを語る上では避けては通れない一枚、Tristezaの1stです。その割にはどうでしょう、とてもシンプルな一枚です。2本のつま弾かれるギター、ベース、ドラム、そしてわずかに添えられるピアノ(一曲のみ)とシンセサイザー。それだけでこの一枚は作られています。しかし、とても素晴らしいです。ポストロックというとギターエフェクターに凝って静と動の対比で聴かせたり、ジャズあるいはエレクトロニカの要素を取り入れたり、様々な変わった楽器を取り入れたり、ポストプロダクションに凝ったりと新奇性で聴かせるバンドが多いです。しかしこの一枚はあえて言うなら全てインストゥルメンタルと言う意外、特に特徴もありません。でもいいのです。とにかく楽曲がいい。どこまでもポジティブな雰囲気に溢れ、いつまでもこの音に浸っていたくなります。やや内省的になりがちな他のポストロック勢とは、一線を画しています。本当にギターのフレージングなど素直なものです。しかし、なかなかこの感覚は他のポストロックでは味わえません。
このCDはリマスター盤です。現在Tristezaは中心人物Jimmy LaValleがThe Album Leafとして一人プロジェクトで独立しています。一旦Tristezaは解散したものの、現在は再結成しており、よりエレクトロニックな方向性を模索しています。
クールに。
(2005-04-22)
実にクールなポストロック。淡々としかし起伏に富んだ、
理知的な構造音楽。実に豊穣なサウンドデザインに坦懐させられた。
穏やかなピアノの旋律も儚い。。クール。