一作目とは別物
(2007-08-23)
一作目とはリーダー以外はメンバーも変わっているので同じグループ名で出すのはどうかと・・・演奏ははるかにこちらのほうがうまいです。歌も明らかにうまい。でも私は一作目のほうが好きです。荒削りで歌手も美声ではなかったが、あの突き抜けるような疾走する感覚というのは若かったメンバーの一期一会でしか出なかったものなんでしょうね。でも二作目も傑作であることは間違いないです。
凄まじい
(2007-08-10)
37年間という時間はすごい。最近、歳を取ったなあと思うことが多い僕だが、37年前というと、まだまだ生まれてもいない。両親も出会ってもいない。そんな長い空白を置いて2004年に出されたマリオ・カストロ・ネヴィス&サンバ.S.A.の新作。これまで数々の復帰作を聴いてきたものだが、ほとんどが落胆、仮に良くても老成をどこかしら感じさせるものだった。しかし、この作品は違う。凄まじいほどの現役感というか、ほとんど1967年の作品から1年かそこらのタームで出されたような錯覚に陥るほどだ。しかし、内ジャケに写るメンバーは紛れもない老人で、この若々しい跳ねたリズムを持つ洗練された音楽を彼らが生み出していることに本当に恐れ入る。これは音楽というものが持ち得る一種の魔法だと思う。よくマラソンランナーで年齢は行ってても、走った回数が少なかったりすれば、高齢でも凄まじい体力の持ち主がいるが、そういう感覚って音楽にもあるのだろうか。ともかく、音はとてもポップでスムースなのに、こんなにも度肝を抜かれたレコードは初めてだった。
37年ぶりのニュー・アルバム、またしても名盤です。
(2004-09-07)
ボサノバ史に燦然と輝く名盤『マリオ・カストロ・ネヴィス&サンバS.A.』から実に37年の時を経てマリオが同名義、同編成で発表したニュー・アルバム『クリア・ボッサ・デイ』です。37年ぶりのサウンドはどうでしょう?そんな心配をよそに1曲目から感激で涙が出そうです。洗練されたサウンド、心地よいメロディー、女性コーラス・スキャットのさわやかさは健在です。録音が良いためにさらにパワーアップしたように思われます。今後このアルバムから多くのテレビやラジオ番組のBGMで使われることでしょう。なお国内盤はボーナストラックで『Tokyo Waltz』が含まれていて、これがまた女性のスキャットがたまらない魅力となっています。
ボサノバファン、ラウンジファン、ソフトロックファン必携の1枚です。