オールディーズ・ファン向け
(2007-10-22)
Ritchie Valensは1941年LA生まれのメキシコ系アメリカ人です。16歳のときにThe Silhouettesというローカル・バンドにギタリストとして誘われ参加し、途中からはヴォーカリストも兼任、1958年にスカウトされてデビューしました。"Come On, Let's Go"(July 1958)をヒットさせ、年秋には音楽に専念するため高校を中退しています。そのころメキシコ民謡をロックンロール調にリメイクした"La Bamba"を実際のガールフレンドを歌った"Donna"と両A面シングルとして発表しましたが、これはスペイン語で歌われた曲としてはアメリカで初めてのヒット曲となりました。
Ritchie Valensは、2機の飛行機がplaygroundの上空で衝突、その残骸により数人の友人が死傷するという身近な事故を経験したため、飛行機に対して強い怖れを抱いていたとされています。1958年秋ごろからは人気が全国規模となり、TV出演などの仕事が入ったためやむを得ず飛行機に乗るようになっていました。Buddy Hollyらとのツアー中の1959年2月3日、移動中の小型飛行機が墜落し、同乗したBuddy HollyやBig Bopper、21歳のパイロットと共に、わずか17歳で死亡しています。
ということで、公式活動はわずか8か月。初の大ヒット曲"La Bamba"がRitchie Valensの最後の作品になりました。短すぎて本人も無念でしょうね・・・。
なお、活動期間が極端に短いのでやむを得ないのでしょうが、通して聴くのにはクオリティ低過ぎでちょっと辛いです。そもそも"La Bamba"自体、声は出てないしピッチは悪いし・・・・17歳だからしょうがないかもしれませんが。
ラ・バンバ!
(2006-12-15)
バディ・ホリーの乗った飛行機が1959年2月3日墜落したのは有名な話だが、それに同乗していたビックホッパー、そしてこのリッチー・バレンスの事は日本ではあまり知られてない。メキシコ移民の家庭に生まれた彼はレコード会社が「アメリカでスペイン語の曲が売れるわけ無い」という反対を押し切り、メキシコの舞踏民謡「ラ・バンバ」をスペイン語のまま発売し、大ヒットさせて当時のロックスターの仲間入りをはたした。また彼はチカーノロック(メキシコ系アメリカ人のロック)の第一人者となり、後輩達にも道を開きその功績は大きい。人気絶頂、キャリアもこれからという時に前述の飛行機事故で将来を約束した恋人を残し他界。その時彼はまだ17歳という若さだった。彼のあまりにも短い人生を映画にした「ラ・バンバ」はロック映画の名作で、またハンカチ無しには見れない。ちなみにブライアン・セッツァーがエディー・コクラン役で出演しています。