秘密というテーマに表れる行間
(2006-10-16)
スガシカオの声には、詞が興味深く展開する心理描写の妙を、さらっと奏でる清潔感があり、ある種の儚い余韻も残しつつ流れてゆくので、耳には優しく脳にはセクシーに響いてくる、と自分は感じている。
そんな付加価値はこの一曲からもよく感じた。詞にはちょっとした男の支配願望と、女との繋がりが秘密であるがゆえの色めき。勿論、秘密ゆえの不安やガラスのもろさも含め、スリルの元でギリギリのラインを楽しむゲームのような心理が綴られている。そこに男が感じている密かな恍惚感は、変に感情的なヴォーカルよりスガの沈着でアーバンな歌い方だからこそ表現できる領域だと思う。“都合がいいし”なんてことばまで用意した男の温度感はスガの声がたぐりよせてくる。
秘密のもとではいかに支配しても、どこか辿り着けない彼女の部分が現れ、もどかしくもそこに魅力を覚えたりする。そういう恋愛における余白や行間に何かを感じさせ、秘密という想像に様々なものを滲ませた曲。知的な感じがする。
女に秘密はありません
(2004-11-24)
彼には”僕らの秘密”なのでしょうが、女に自分だけの秘密は
ありません。絶対内緒にして、と必ず誰かにしゃべります。たとえそれがかなりヤバいことであっても、当事者じゃない誰かに、”あのね、、、”って。
これは男のずるさと本音、でも女のことをわかりきれない男と女の温度差を感じます。どんな秘密も壊れてしまうのかな、やっぱり。
クールさと繊細さがいい
(2004-06-15)
好きな女性との、ヒミツな関係を歌っているのですが、そこはさすがスガシカオ。独自の感性と切り込みで、ナルホドそうくるか、という感じ。
日常の、こういう何気ないシーンから、鋭く切り取って書く詩の世界はまさにスガさんの得意とするところですが、曲調も タイトな中にからみつくように濃厚ななグループ感があって、すごくいいです。
価値のあるシングル!
(2004-05-16)
『秘密』買ってしまった。。
私は「待ってでもアルバムリリース派」なのですが、ツアーの連続だったスガシカオの久々の新曲リリース。
いざ、曲を聴いてみると『秘密』はちまたでパワープレイされているのでお解りだろうがいつもの毒ッけのあるファンクな曲。
私はカップリングの「黒いシミ」「やつらの足音のバラード」こちらがまた
オススメです。
スガシカオ氏のハスキーな甘い声でやさしく歌われたこの2曲、これは聴いて損しませんよ!