若きスパイダースの記念碑的アルバム、復活!!
(2004-02-24)
これこそザ・スパイダースだぁ!と自信を持って推すことができるアルバムです。彼らの現役時代を知っている人にも、聞き始めの人にももちろん。
このアルバム、66年に発売されたLPのジャケットがそのままCDサイズになってるのが実に泣けてきます。
全12曲すべてがオリジナルによるアルバムって今でこそ普通のことですがこのLPが発売された当時はまさに画期的なことだったんですよね、これが。スパイダースって常に先を見つめ続け、新しいことに挑戦し続けていたグループだったてことがお分かりいただけると思います。
この時期のスパイダース、何か底の知れないパワーを感じるんですよね。全盛期には、マチャアキ、順がソロヴォーカルって言うパターンが多かったんですが、このアルバム収録のナンバーでははっきり『誰がソロ』っていうよりヴォーカルの4人が歌ってる、そんな曲が半数以上。実はこのことが本来のスパイダースの魅力だと思うのです。
『フリ・フリ’66』での田辺昭知の「三三七拍子」ドラム、イノヤンの演奏が楽しくって仕方ないっていう感じのリードギター、『ノー・ノー・ボーイ』での克夫ちゃんのスティールギター、ビートルズをイメージさせる『ビター・フォー・マイ・ティスト』、マチャアキのサビでのソロが歌唱力を感じさせる『ラッキー・レイン』・・・こんな曲を書いたムッシュ・かまやつさん、あなたはやっぱりすごい人ですね。
というわけで、このアルバム、スパイダースの凄さがひしひしとわかっちゃう絶対お勧めの1枚です。