コステロを聴くなら、この二枚組ベスト盤から
(2004-12-23)
この国内盤には2002年録音のカヴァー「スマイル」もボーナス・トラックとして収められていますが、基本的には、20世紀コステロのベスト盤です。二枚あわせて150分以上の演奏時間。立て続けに名曲を聴かされているうちに、多様だけど一貫性のあるコステロの音楽世界に感動しました。
コステロは過去の人ではまったくなく、まだまだ現役バリバリです。ロックのベスト・アルバム100枚に数え上げられるファースト『マイ・エイム・イズ・トゥルー』、セカンド『ジス・イヤーズ・モデル』だけではなく、21世紀になってからリリースした『ホエン・アイ・ワズ・クルーエル』、『スマイル』、『ザ・デリヴァリー・マン』といったところから聴き始めても、それなりにUKロック以外のいろんなジャンルに親しんでいるリスナーであれば、コステロの力量を正確に把握することができるでしょう。でも、主要オリジナル・アルバムでさえぜんぶ聴くのもしんどいというかたもいらっしゃるでしょう。それら名盤に収められていないほかのアルバム収録の名曲を聴いてみたいというかたにとっては、この二枚組ベストがいちばん手ごろで適当です。さすがに一枚もののベストではコステロのキャリアすべてをカヴァーするのは無理ですから。
あと、歌詞・対訳つきの国内盤のほうを買うのをオススメします。というのも、コステロの歌詞は、シニカルで機知に富んでいるので、それぬきに彼の音楽も理解できないのに、輸入盤のブックレットには歌詞が印刷されていないからです。
コステロベスト盤決定版
(2003-06-07)
フジロック来日記念なのか、イギリス、アメリカのみで発売された「THE VERY BEST OF ELVIS COSTELLO」を国内発売。
当時ヨーロッパと日本では1枚ものとして発売されましたが、この2枚組はレコード会社の枠を超えた選曲を
されているので、'76年~'99年までのコステロの軌跡を辿るには最適だと思います。
アルバム未収録のシングル曲「she」、「the day is done」のコステロヴォーカルバージョンを収録。
今回の日本盤のみテレビドラマ主題歌になった「smile」を追加。