Jazzのカッコよさってこういうことを指す
(2008-05-08)
20世紀初頭に生まれ現在まで隆盛を誇るジャズであるが、その「ジャズの音」が
時代の最先端を行き一番光り輝いていたのが'50年代であることは異論を待たない。
その'50年代後期の'57年に発表されたのが本作品である。
マイルス・デイビスの元を離れ猪突猛進の勢いで成長を遂げたコルトレーンの
ブルーノートにおける唯一無比のリーダー作はジャズの初心者から上級者に至るまでの
全てのリスナーを圧倒させ凌駕する。
典型的なハードバップの中に来たるモード時代を予感させる曲想が
聴く者に心地良い緊張感を抱かせる。
まだ二十歳にもならない早熟な天才トランペッター/リー・モーガンのブリリアント
かつヒップな音。
名バイプレイヤーとして名を馳せるトロンボーン/カーティス・フラーのどこか懐かしく
安心させる野太い低音。
そして完全に自分の音を確立し方向性が定まり自信を持って吹きまくるコルトレーンの
豪快で繊細な音は本作品が録音されてから50年近くたった今でも色褪せるどころか
若々しさと瑞々しさで溢れんばかりだ。
バックのリズム隊も破綻のかけらも感じられない安定感あふれる面々が集っており
自分達のポジションを十分に理解しフロントラインのサポートをしっかりとこなしており
本作品に彩りを添えている。
ありとあらゆるジャンルにおいて人は格好良い物に憧れ、それに触れたいと感じている。
格好良い音楽が聴きたくば本作品を聴いて欲しい。
SACDとしては★★
(2005-09-08)
Coltrane はすばらしい。大好きである。私にJazzのすばらしさを教えてくれた。これは内容はよい、よすぎる、CDアルバムとしてはすばらしい。しかし、SACDとしては失敗作である。リマスタリングをやり直してもらいたい。
ジャケ買い成功
(2005-01-25)
今少しづつJAZZの名盤をSACDで買い始めているのだが、これはジャケが
かっこよかったので即買い。
それが大正解でした。
美しいとか、かっこいいとかその辺のほめ言葉全部集めてもたりないくらいいいアルバムです。
こういう音楽を知らずに死なずによかったなというのが正直なところ。
夜、酒飲みながら聞くと自分までなんだかかっこよくなったような気がするアルバム
アルフレッド・ライオンの意地の一枚
(2005-01-12)
1957年9月15日録音。
1957年コルトレーンはプレスティッジと2年間の正式契約を結ぶ。ブルー・ノートのアルフレッド・ライオンはあきらめ切れず、その頃セロニアス・モンク・カルテットにいたコルトレーンをファイブ・スポットに尋ね、リーダー・アルバムをブルー・ノートで出して欲しい旨伝える。コルトレーンはプレスティッジと話し合い、1作だけのリーダー・アルバムを出すことになる。それが本作『ブルー・トレイン』である。
5曲中、4の『アイム・オールド・ファッションド』以外全てコルトレーンのオリジナル。アイラ・ギドラーが評した有名な『シーツ・オブ・サウンド』はまさにこのアルバムで完成形となっている。時に32分音符まで飛び出す隙間の無いサウンドは希有なものである。特に表題曲は12小節のブルースになっていて顕著だ。
閑話休題。おっちょこちょいな僕は時々『ブルー・トレイン』と『ソウル・トレイン』の混同が起こってしまうのだが、ブルー・ノートの『ブルー・トレイン』と覚えればいいのだろう(●^o^●)。アルフレッド・ライオンの意地の一枚である。
10年前これでジャズにはまりました・・
(2004-02-08)
なにげなくジャケット買いした本作・・初めて買ったジャズアルバムでハマってしまいました!聴いた時は背筋が震えました・・「最高やね・・この重厚感・・」それ以降ジャズとピュアオーディオの世界にはまりっぱなしです。落ち込んだ時に、転機が訪れた時・・落ち着きたい時には、いつもこの一枚が心の友です。