日曜日
(2008-03-29)
アルバム名のドミンゴとは、日曜日のことだそうです。全体に漂う、気だるいムードが気に入っています。ジャケットも好きです。30分と短いですが、類まれなる出来のアルバムではないでしょうか。
梅雨ですね
(2007-06-09)
6月の物憂げな曇り空と、60年に若きカエターノとガル・コスタのデュオが発表したこのアルバムは実に心地よく寄り添います。タイトルは「ドミンゴ(日曜日)」。朝から、しとしとと降り続く雨を、窓の外からぼんやり眺めているような日曜日なんでしょう。アルバムは、ほんの30分ちょっとなんですが、リピート機能でエンドレス演奏にしていると、いつまでも聴いていそうなそんなアルバムです。
これを初めて聴いたとき、英国のネオアコースティックデュオである"エブリシング・バット・ザ・ガール"の初期のアルバムの雛形になったようなアルバムだと思いました。EBTGがボサノヴァの影響を受けているのはそうなのですが、肩の力を入れず軽やかに演奏される楽曲から、そこはかとなく漂ってくる切ない感じ。ブラジルでいうサウダージのフィーリングというのでしょうか。その点においてとても似通っていると思います。
またシンプルなものが、いつまでも色褪せないということを証明しているような一枚であり、その後のカエターノとガルの活動のルーツにこれがあるというのは、大変興味深く思います。
瑞々しい放浪者、そして日曜を迎える人へ。
(2005-07-09)
初めて聞いたのは、浴室での深夜ラジオから流れる名曲#1コラサォン・ヴァガブンド。なんとも気だるいデュエット。しかし二人の言葉が重なるのは最後の一瞬だけ。 カエターノ来日からしばらくたち、やっと現実復帰できた今このレビューを書き始める。40年という時間の隔たりがあるが、現在の彼もこのデビュー当時の彼も変らない。来日でも#1を唄ってくれた。 世間の評判で偶然にも来日公演を観に行ったあなた! そんな幸せなあなたはもっと幸せになるためにこのアルバムから彼にあらためて出会いましょう!! 公演にいけなかった方も、短すぎる日曜日に短すぎる(がそれで完璧な長さ。日曜日なんだから)名曲#5を聞きましょう。 アルバム全体を通して時間が流れる数少ない名盤・・・
ボサノバの最後のともし火を感じることが出来る
(2005-05-06)
カエターノ・ヴェローゾとガル・コスタによる1967年の作品。
ジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビン、
ヴィニシウス・ジ・モライスらによって作られたボサノバ。
この一大ムーブメントもついにこの作品を最後に表舞台から去ることになる。
そのボサノバの最終章を締めくくるのが、
ジョアン・ジルベルトを師と仰ぎ、
自身次なるムーブメント「トロピカリズム」を起こすことになる
カエターノ・ヴェローゾである。
ブラジルの歌姫ガル・コスタと残したこの作品には
そんなボサノバの最後のともし火を感じることが出来る。
一曲目「Coracao Vagabundo (放浪者の心)」に始まる本作品は
一貫して寂しげな雰囲気が漂っている。
一時代の終焉とはこのように寂しいものなのであろうか。
今回のカエターノ・ヴェローゾ来日に先立ち、
こんなボサノバアルバムを聴いてみるのも良いのではないだろうか。
ボサノバの最後のともし火を感じることが出来る
(2005-05-06)
カエターノ・ヴェローゾとガル・コスタによる1967年の作品。
ジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビン、
ヴィニシウス・ジ・モライスらによって作られたボサノバ。
この一大ムーブメントもついにこの作品を最後に表舞台から去ることになる。
そのボサノバの最終章を締めくくるのが、
ジョアン・ジルベルトを師と仰ぎ、
自身次なるムーブメント「トロピカリズム」を起こすことになる
カエターノ・ヴェローゾである。
ブラジルの歌姫ガル・コスタと残したこの作品には
そんなボサノバの最後のともし火を感じることが出来る。
一曲目「Coracao Vagabundo (放浪者の心)」に始まる本作品は
一貫して寂しげな雰囲気が漂っている。
一時代の終焉とはこのように寂しいものなのであろうか。
今回のカエターノ・ヴェローゾ来日に先立ち、
こんなボサノバアルバムを聴いてみるのも良いのではないだろうか。