面白い人だ
(2008-07-30)
要は今までやって来た事の総決算、それの進化バージョン
特にCD1の6曲目『gwely mernans』は目を見張るものがあった。
ピアノの曲だけ取り出して集めて聴いても面白く、お家芸のドラムンベースだけ聴いてもいい
色々な楽しみ方が出来る良作で完成度が高い。
この後のリチャード・D・ジェイムスの活動はやり尽くした感があるためどんな手を
打って来るのやら・・・
雑か?こだわりか?
(2008-01-06)
2001年作。2枚組30曲の大作。
ドリルンベースを主体とし、合間に1〜3分位のピアノ曲が挿入されています。これまでのハチャメチャな作風からすると、ピアノ曲の印象が強いせいもありますが、ドリルンベースの曲でも悲しげなメロディーのものがあり、全体的におとなしく感じられます。
発表当時は、Radioheadがエレクトロニカを引用した作品を発表した後で、リチャードにはオリジネイターとして斬新なスタイルを提示するのではないかという期待がかけられていたと思いますが、見事に裏切り(笑)、サティの模倣、前作のドリルンベースの二番煎じ…といった第一印象のためか、当初の世間の評判は低かったように思います。
しかし、よく聴いてみると常人では考えられないくらい細かく作りこまれており、冒頭のDisc1-Tr.2から、ドラムの音(やエフェクト)が数小節ごとに変化していて、作業時間を想像すると気が遠くなります。また、そのエフェクトにピッタリはまったメロディ。パッと聴き雑に聞こえるのですが、よく考え抜かれたようにも思え、適当に作ったとしても、考えて作ったとしても天才的だと思います。個人的に、月日が経つほどスゴイんではないかと思うようになりました。
リチャードの作品は憶測に始まり、憶測に終わってしまうことが常ですが(笑)、その後の引退発言(?)も含め、今作は憶測の極みといえるのではないかと思います。
個人的にはDisc1ではTr.2、Tr.10、Disc2はエレクトロからドリルンベースに変化するTr.9、ピアノ曲Tr.15がお気に入り。
おすすめです。
環境音楽
(2007-03-04)
初めて、このアルバムを聞いた時、これテクノ?って感覚に陥りました。
美しいそのメロディートラックには、美しすぎるあまり狂気すら感じました。
このCDをきくことによって部屋にいながらにして何処か遠い場所につれていってくれそうな‥‥
繊細なメロディと狂気
(2004-09-29)
切なくもの悲ししく、そして美しいメロディのピアノ曲(例、ディスク1・15曲目参照)、
凶暴さと狂気を感じさせるドリルンベ-ス(例、ディスク1・4曲目参照)が、
「これでもか」と言うくらいに、耳に攻めてきます。
初めのうちは、その躁鬱加減に振り回されますが、
段々とそれが心地よく感じたり。
夜中に、ウィスキーやウォッカなんかを煽りながら、
音に お酒に、グヮングヮン振り回されてみて下さい。
少~しだけ、リチャード(エイフェックスツイン)の狂気を、理解できた気になれるかもしれません。(気だけですが・・・)
彼の他のアルバム、「シングルコレクション」や、「クラッシックス」等とは違った、
アルバム全体(曲順や構成)としての完成度の高い作品です。
曲調も、初期作品よりも(狂った感は健在ですが)
洗礼されて(青臭さが消えて?)風格があるように感じました。
エイフェックスツイン初挑戦の方にも聴いて欲しいアルバムです。
気持ち分かるよね
(2003-12-18)
結局2枚しか手元に残っていないAphexTwinのCDのうちの1枚。
売らずに持っているのは最初の1枚とこれ。
初心に帰ってくれて嬉しい1枚。(というか2枚組み)
オモチャなんだよね音楽ってこの人にとって。
私は、彼の友人や知り合いが、彼をそっとしておいてくれることを望んでいます。
このままナイーブ過ぎる音楽を作って欲しいから。
でも、それはきっと私のエゴだろうね。