馴染み易さでは随一のアルバム
(2008-08-28)
EPICレーベルでのソロ第3作目にあたるこのアルバムは、数あるアルバムの中でも「聴き易さ&馴染み易さ」では一番のアルバムではないかなと思います。
「マイケルっつったらThrillerだよな」って方が大半かと思いますが、僕の場合だとそうではなく、この『BAD』こそがソレなんです。
僕自身あまり洋楽を聴くタイプではないんですが、このアルバムでは「洋楽を聴いている気がしない」と今でも感じます。
非常に日本人好みな曲構成っていうか、親日家としても有名なマイケル自身もその点を十二分に考えてくれたのかなぁ、とか思ってしまいます。
このSPECIAL EDITION盤では、当時のアウトテイクが3曲追加され、リマスターによって非常に煌びやかで、それでいてパワフル且つクールに生まれ変わってます!
(※後のソロ作『HISTORY』に収録された「COME TOGETHER(BEATLESのカヴァー)」は、正確にはこの当時のテイクで、本作には収録されなかった曲です)
スティーヴィー・ワンダーやサイーダ・ギャレットとのデュエット、ギタリストのスティーヴ・スティーヴンスとの共演なども聴き所です。
加えて、映画「MOONWALKER」使用曲の殆どが、このアルバムでほぼカバー出来るのも大きなポイントです。
マイケルのソロ作品はいずれも甲乙付け難い超絶作品ばかりですが、これから「マイケル聴いてみようかな」という方に特にお奨めしたいのが本作です。
本作を聴いた後に「PV(ショート・フィルム)観てみたいなぁ」と感じたら、最早あなたは既にマイケルファンの仲間入り。
僕も↑こんな↑感じでしたから(笑)。
スネアがすごい
(2008-07-04)
今回はドラムがドラムマシンの打ち込みであることが多いですが、タイトで機械的なリズムと手数の多いベースラインとクリアギターのカッティングのコンビネーションがグルーヴィーでかっこいいです。
特にスネアのヌケがすごい。
「Bad」「Speed Demon 」「Smooth Criminal」などの大ヒット曲、「Way You Make Me Feel」「Just Good Friends」などの他のアルバムに無い位い明るくて爽やかな曲、「Man in the Mirror 」「I Just Can't Stop Loving You」「Dirty Diana 」などのバラード系も捨てがたいのですが、個人的には「Another Part of Me」「Leave Me Alone」といった哀愁がありつつグルーヴィーな曲がお気に入りです。
多くの有名ギタリストが参加
(2005-08-27)
今までにもエディヴァンヘイレンやガンズのスラッシュなど多くのギタリストが参加していますが、本アルバムの<9>ダーティーダイアナは知る人ぞ知るスティーブスティーブンスが参加しています。いつ聞いてもカッコイイです。必聴です!!
クインシー・エピソード3
(2005-05-27)
超大物プロデューサーとの最後のコラボレーションとなった大ヒット作BAD。OFF THE WALLから時を経てデジタル技術を駆使したつくりとなってます(ただ、多くのトップ・ミュージシャンの参加や演奏も聞き応え有り)。楽曲は相変わらず素晴らしくハズレのない選曲になってます。
POPS
(2004-11-21)
彼は元々はソウルシンガーであり、くくりとしては当然ブラックミュージックに位置している。だが、空前の大ヒットとなったスリラーや多くのアーティストを動かすことが出来る地位を手に入れ、考え方が変わったのかもしれない。
自分に才能があることは本人も当然知っていることだろうが、何もブラックミュージックの範囲に拘って新しいものを作る必要がないのだろうかと感じたのだろう。その職種はテクノやPOP、ROCKまで幅広く伸び、KING OF POPの名前を得るキッカケになった。
とにかく記録が凄いのだ。このアルバムからリリースされたシングルは5枚目のシングルまで連続の1位を達成し、当時では最高記録だった。内容も勿論外れのない手堅いものになっていて、リべりアンガールに至ってはプロデューサーのクインシー・ジョーンズを唸らせるほどだった。
JUST GOOD FRIENDSではスティビー・ワンダーとデュエットし、ソウルシンガーのTOP同士の共演が実現された。
今回はそんなビッグスケールなアルバムに、プロデューサーのクインシー・ジョーンズのインタビューを始め、3曲の未発表曲を収録するというゴージャス盤になっている。当然全曲デジタルリマスタリングされているので、音質や迫力は抜群だ。