短い『素』なセンテンスを組み合わせて
(2008-10-07)
1987年10月録音。1曲目が14日のデンバー、2曲目が11日のダラス、3曲目が9日のレキシントン、4曲目が12日のヒューストンのライブというイイトコ取りのアルバム。
Dieter Rehmデザインの『○』のアルバムジャケットが物語るように、短い『素』なセンテンスを組み合わせて曲を構成していくというスタンスが全曲にある。
円熟なれど新しさも感じる。
押しよせる波のよう
(2007-04-14)
キースの作品で一番好きなアルバム。
何がいいのか未だにはっきりと理解出来てないのだが、音の固まりがザーっと波のように押しよせて来る感覚がとてつもなく気持ち良い。
何度も繰返される短く単調なモチーフが大きな音のうねりを成し、それが一つの曲を、そしてまたアルバムの全体を支配する一種独特の世界。
青緑のジャケットに描かれた、直原玉青の円相。
輪廻、無限を意味すると言われる記号が、まさにこのアルバムの特異な性格を象徴している。
麗逸なるピアノに通奏するリズム!
(2006-07-15)
4曲すべて Keith のオリジナル。その芳香的エッセンスが静かな動悸にのって湧きたち昇る、もはやジャズピアノ美の極致に突入した86年ライブ。
「Still Live」の次作で、アルバムをとおして深淵かつ寂然な雰囲気でまとまっている。粘るベースにリズミックな「Dancing」。オスティナート形式が輝きを湛える「Endless」。このトリオにしてのみ可能な静的舞踊「Lifeline」。ピアノソロの美をドラムとベースによってフレームする「Ecstacy」。やはり Keith Jarrettトリオすでに入神の域に達している。衝撃的。
スタンダーズ最大の熱気に満ちたライブ!!
(2005-11-11)
個人的にはスタンダーズの諸作のなかで一番好きなアルバム。
このバンドには珍しく、とにかく風雲急を告げるよな勢い、殺気、不気味さが満点かつ、凄い熱気が感じられるライブだ。
曲はいつものスタンダードではなく、キースのオリジナルであるのもうれしい。またアメリカツアーでのライブなので、客のノリも異常にいいのもたまらない。
まあ、そこが保守的なファンがやたらに多いキースファンには不評かもしれないし、星が4つなのかもしれないが、本作にはジャズのライブ盤でも屈指の熱気に満ちた内容で、マイルスの「フォアアンドモア」や、MJQの「ラストコンサート」に匹敵する凄みがある。
もし最近のキースやジャズに満足できない人がいたら、ぜひ聴いてみて下さい。すごいですよ!
短い『素』なセンテンスを組み合わせて
(2003-10-03)
1987年10月録音。1曲目が14日のデンバー、2曲目が11日のダラス、3曲目が9日のレキシントン、4曲目が12日のヒューストンのライブというイイトコ取りのアルバム。
Dieter Rehmデザインの『○』のアルバムジャケットが物語るように、短い『素』なセンテンスを組み合わせて曲を構成していくというスタンスが全曲にある。
円熟なれど新しさも感じる。