好みの分かれる豪壮華麗なサウンド
(2005-01-25)
オーマンディ/フィラデルフィア管の個性を存分に発揮できる曲ばかりが選ばれている。
クラシックとしては迫力や臨場感、色彩感に満ちた演奏で、気軽にクラシック音楽を楽しみたい方にはうってつけ。
ただし、カチカチのクラシックマニアの方には、こうした演奏は多分気に入らないのではないか。
スカッとした気分になれる小品集
(2005-01-10)
1968年にRCAに復帰してすぐにオーマンディは過去にも録音していた小品を再録音し始めました。「華麗なるフィラデルフィア・サウンド」というシリーズがその代表的なもので、この名前で何度もCDが出ていますが、このCDはそのシリーズの音源をメインに同時期の録音から舞曲を集めたもので、世界初CD化のものが6曲も含まれています。
舞曲、それもかなり激しいリズムの曲をオーマンディ&フィラデルフィア管はテンポやオーケストレーションを独自に変えつつ、臆面もない華麗さで演奏していて、オーケストラの華麗な演奏が好きな人、熱い曲で興奮したい人にとってはまさに大満足なCDだと思います。実際これほど派手な曲目ばかり集めた小品集というのは意外とないものなので。
vol.1の方は狂詩曲・交響詩のこれまた派手なものばかり集めたもので、同様の意味でお勧めなのですが、もしかしたら入手困難かも知れません。
音楽を音楽として楽しみたい人に
(2004-11-12)
オケの抜群の響きは別にして、1970年代に入ってからのオーマンディの演奏は、テンポや強弱の変動が少なくなり、それまでの演奏と比べると、曲によっては、「指揮者として表現意欲に乏しいのでは?」という印象を受けることもありました。このCDの中にも、いくつかそういうものもあります。けれども、じっくり聞き進んでいるうちに、何と楽しげで、円満な気持ちに包まれていくことでしょう! 音楽が、音楽として、一切歪められることなく、正しくそこで息づいているということが素直に感じ取れます。芸術性とか、指揮者の個性とか、そういうことが何だかつまらなく思えてくる演奏でした。劇場の「三流」指揮者からスタートしたオーマンディは、何かそのあたりを非常に達観していたのではないか、と、珍しい「そりすべり」を聞きながら思いました。
子供と一緒に楽しめる一枚です。
(2003-11-13)
聞いていると、思わず踊りたくなります。中でも、「サムソンとダリラ」のフレーズは一度聞いたら忘れられない!
リムスキー=コルサコフの「くまばちは飛ぶ」もおかしいです。
季節モノの「そりすべり」なんかも入っていて、子供と楽しめる一枚です。