坂本の才が「みゆき」と出合う
(2008-06-14)
これ、みゆきさんのアルバムでは出色のできのような気が。場末とか、暗いバーなどの雰囲気が漂う彼女の曲にあって、このアルバムは唯一それとは違うものを提示しえている。
このアルバムの曲のイントロだけをとっても、他のアルバムのとは違うでしょ?本アルバムのは抒情に流れない。「遍路」なんて曲の出だしはすごいね、坂本の「天才」(いい過ぎなら「秀才」)がなせる業だろう。それ以外の曲にも同氏のアレンジの妙やアドバイスが随所に発揮された出色のアルバムです。
詩人としての中島みゆきさんのすさまじさを再確認
(2008-01-11)
三作目のアルバム。「あ・り・が・と・う」と中黒が入る意図は未だに理解できていません。
「ホームにて」ふるさとを離れて暮らしていたときに改めて聴いて、思わず涙しそうになったことを覚えています。
耳から入ってくる楽曲によってはっきりと情景が浮かぶ隠れた名曲だと思います。
大ヒット曲「わかれうた」のB面(笑)だった曲ですね。
「時は流れて」
この頃の中島みゆきさんには珍しくない、恋に破れたか、あるいは自ら手放して荒んでいく女性を歌った曲ですね。
どれだけ暮らしが荒もうが、年をとろうが少女の純粋さが捨てきれず、かえって苦しんでしまうという複雑さが伝わります。
その後の作品と比べると洗練という点では、はるかに荒削りでアレンジも素朴ですが、その分詩のメッセージの強さが直接届くアルバムです。
初期の名作です
(2007-12-03)
私はとにかく、冒頭の「遍路」という曲が、大好きで今でも口ずさんでいます。この作品が一番素晴らしいと思います。
ホームにて・・・故郷へ帰る夜の札幌駅
(2006-05-31)
学生時代、列車を乗り継いでよく夜の札幌駅のホームにいた。
そんな時には必ずといって「ホームにて」を口ずさんでいた。
夜の闇の中、今ほど立派ではなかった札幌駅のホームがうかんでくる。
「店の名はライフ」・・・本気でモデルになった店を捜そうとした。
「時は流れて」・・・何度も聞いて、何度ひとりひっそりと涙したことだろう。
時は流れて・・・もう20年以上になる。あの頃の思い出はひっそりと夜の暗さの中でかみしめる。
もう変わりすぎた自分。そして・・・。
あの当時、もう二度と会えないであろう事にどうしても心が納得できず、気が狂いそうになった。
ずっと聞いた「二度とあんたが見つけられないように」、みゆきさんの歌でどれだけ助けられた事か。
アクースティックなみゆき様、好きです。
(2005-06-08)
皆さんの評価どおり、中島みゆき初期の名盤です。
私は、「ホームにて」が一番好きです。学生時代、北海道に旅行した時、駅のホームで感じた郷愁。初めての仕事で大阪に出た時のレールにつながるふるさとへの思い。忘れていた様々な感情が湧き上がってきます。「まつりばやし」は、みゆき様がコンサートで様々にアレンジし、取り上げていました。暗さを感じさせず(かといって明るくはないですが)いい味だしてますよね。
やがて来る「わかれうた」のヒット前の落ち着いたみゆき様を堪能して下さい。