the brilliant greenの実質的デヴュー作
(2002-01-09)
この曲は奥田氏によると、「ヒットすることを狙って作った」とのこと。
ボーカルの川瀬氏によると、「髪をあげてPVをとったのが良かった」とのこと。
”BYE!MYBOY!”にはこの曲のデモ盤が収められているが、こちらの方の荒削りなサウンドのほうが、むしろ面白い。
the brilliant greenは、”冷たい花”をリリースした後に、それまでのウリであった、「悲しいロック」から遠ざかってしまった。彼らのスタンスはニヒリスティックであると同時に、かといって世界を否定しない。川瀬氏の詩は、かならずしも恋愛を歌っているのではなく、むしろそっぽを向いているところがある。
バンド形式のロックは、いまはあまり元気がないようだ。変わって、プロデューサー先導の楽曲や、R&B風アレンジがむしろ主体である。そんななかでこのシングルをききなおすことではある種の無骨さを感じるのは、否定できない。だが、心地よい。たしかに、心地よいのだ。