素朴な演奏形式の中に本当のフォルクローレを感じた気がした
(2008-10-28)
テレビのハイビジョン放送でアンデス山脈の放送があり、その画像と共に効果音楽でフォルクローレが流れていたのを聞きケーナの音楽を改めて聴きたくなった。曲としては「コンドルは飛んで行く」と「花祭り」ははずしたくなかった。カスタマーさんのレビューに感じるものがあり、この「永遠なるケーナ」を購入した。解説の木下氏が書いているとおり、「決して飾り過ぎることがなく、アンデス音楽に対する自分の愛情を、ケーナに託して表現し続けたパントーハの名演」だと思った。アンデスに行ったことがない私にも土や風の匂いが感じられるような自然に体に染み渡るような演奏だ。録音的には、小編成の楽器内容だし、もちろんエレクトリックな楽器が入っていないので、自然なレンジの中にリアルな楽器音が捉えられている。大きな音にすると背景に若干の録音機材の雑音が乗っている。ペールー現地の録音だったのだろうかと推測したりしている。JVCのWORLD SOUNDシリーズをこのCDではじめて認識したが、人類の文化遺産を残す貴重な活動として、賞賛されるべきだろうと思う。
本物
(2003-02-09)
ニューメキシコ州のサンタ・フェの街角で、インディオ風のおばさんが手売りしていたケーナのCDを買った。おばさんはケーナ奏者の妻だった。すごくいいCDだった。アメリカ生活を終えて帰国し、ケーナ音楽のCDを探して見つけたのがこのCD。パントーハはケーナの巨匠らしい。さずがだ・・・。大自然の中での癒され感みたいなものが満喫できる。パントーハは独学でケーナ奏者になり、次第に有名になっていったらしい。あのサンタフェのケーナ奏者も自費作成CDから大きくなっていくのだろうか?ケーナの世界は奥が深い。