お見事
(2005-08-13)
注目は、当時流行っていたトリップ・ホップを取り入れた3曲目。
(というか、サンプルの使い方やギター音がまんまPORTISHEADの"Strangers")
PORTISHEADは、ボーカルの情念に満ちた歌い方が特色のひとつだったが
そこにヒントを得たのか、その作風を中森明菜に取り入れたのは見事。
決して借り物的にはならず、しっかり独自の世界を作り上げている。
全体的に、一聴しただけで口ずさめるキャッチーな曲はないが、
ひとつひとつを吟味したであろう音が心地よい、大人のためのポップアルバム。
彼女のことをよく知らなくても十分に楽しめるだろう。
一種の姉妹作。
(2004-06-16)
1996年夏、小室哲哉作「MOONLIGHT SHADOW」のリリースをうけて
「ドライブ向けのダンスアルバム」を作ると宣言していたが
シングルが期待したほどのヒットを記録できず、レコーディングが
中断。作家陣を見ると翌年春に出た「SHAKER」と姉妹作品
と思われ、ファンに根強い人気を持つ傑作シングル「APPETITE」を
産むまでの重要な分岐点的作品といえる。リリースは12月、
クリスマス用アルバムとして世に出、ディナーショウでお披露目された。
TB303が泳ぐ、朝本浩文作のスリリングなファンクナンバー(1)と
アヴァンギャルドな(3)が出色で、タイトルどおり基本コンセプト
は「妖女」、つまり「TATTOO」のカップリング曲
「小悪魔(ル・プアゾン)」の路線復活といったところ。
あまりのサウンドのレベルの高さに、近年の「Resonansia」と同じく
一部のファンを置き去りにして賛否両論となった。
クール&セクシー
(2002-02-02)
都会の男女の恋の駆け引きを退廃的な雰囲気で彩る。
漂うようなクラブサウンドに、つぶやくような明菜の低音が響き渡る。
中森明菜の強気な部分がよく出ている90年代の隠れた名盤。
小悪魔☆☆☆
(2001-11-18)
人によってかなり好き嫌いの分かれるアルバムだと思います。
タイトルは妖婦、悪女などの意。
タイトルどおりのかっこいい仕上がりです。実験的なサウンドもかなりかっこいいです。