声楽重視の方には必聴盤
(2004-01-11)
ミサが声楽である事を再認識させられる、CTヤコブスならではの盤と思います。
和声が響きあう心地良さと、古楽器らしからぬ器楽が相まって
他の盤には見られぬ ふわっとした響きの豊かさを感じます。
器楽を声楽が凌ぐ強さと感じられる方もおられると思いますが
ベルリン古楽アカデミーは、オリジナル楽器楽団の割に
古楽っぽくない雰囲気があるためかもしれません。
(ベルリン古楽のG線上のアリアやブランデンブルグを聞かれるとわかるやも)
個人的には構築美 様式美 精緻さで レオンハルト盤
独特な包容感、統一感、合唱のまとまりの良さで ヘレヴェッヘ新盤(初っ端のキリエが物凄い圧を感じます)
も推したいのですが
ヤコブス盤は 厳かさ、上から畳み掛けるような圧 は薄いのですが
それが却って、親しみやすいミサ曲ロ短調とも考えられるかもしれません。
バッハのぬくもり
(2003-03-09)
バッハの四大宗教曲の中の 輝ける一曲です。バッハの魂の温もりの伝わる演奏です。静かな寺院で老僧と対面して 精神世界の深淵を覗き見るような 人間としての在り方を見つめなおす時間の持てる 宗教宗派を超越した宗教曲。この値段で 二枚組みは とても安いと思います。
流麗なミサ曲に夢中です
(2001-07-15)
バッハの最高傑作のひとつがこのミサ曲でしょう。いくつかの盤を聴きましたが、歌を重視した流れるような自然な合唱、精緻なオケは大変すばらしく、心打つものがありました。声楽出身の指揮者ヤーコブスの面目躍如といったところでしょうか。最近のお気に入りの名演奏です。