日本が世界に誇る久保田利伸、その究極がドリップしたアルバム
(2008-10-14)
冒頭からあの「夢 With You」を久保田氏のア・カペラ多重録音(一部間奏ではアコギや、最後にはゴスペル女声も混ざる)できける、これはコーラス好きや歌ものマニア垂涎の音源です。ドゥ・ワップのコーラスアレンジも非常に凝っていて、色彩豊かなハーモニーなんですよ。ひとりア・カペラは山下達郎『ON THE STREET CORNER 1』以来様々きくことができますが、やはりソウルのルーツであるア・カペラをリズム&ブルースを意識させて演奏するのは、表現者が勝負にきていることを感じ、非常に聴き応えがあります。
作品はBADDEST『1』よりもR&B色が洗練され、尚且つ本格的なR&Bになる『3』よりも日本人受けするメロディアスな面が際立っており、驚くほど充実した楽曲だらけです。名曲「雨音」のメロディなんて、見事に日本人の感性とファンクのグルーヴが融合された代表的な作品ですよね。他にも更に心地よいアッパーな曲で満載です。
一方今作では表現の引き出しの多さに面白く感じる瞬間が多々あり、「Be Wanabee」のアクセントのユニークさや、アフリカンに挑戦した「MAMA UDONGO〜まぶたの中に〜」等、この人の音楽性の豊かさはどうだと感じます。そしてどれも音の作り方が非常にクールです。これも彼の音楽が突出している要素なんですよね。
ヴォーカルワークも流石のスポーティなフットワークをみせます。現在のシーンと照らしても突出した歌唱技術が、これだけ難しい楽曲を表現可能にしているんですね。ファッションではなく当にfunkyという感覚を彼が会得しているからこそ成せる業です。一方で「Love Rebone」「君に会いたい」等のバラードでは黄昏つつ透明度の高い声もみせ、よくあるわざとブレス混じりにして雰囲気をつくる小手先じゃなく、しっかりした発声と響きで切なさのゆらぎを表せるのですから、久保田氏を越える日本のR&Bヴォーカルは今のところいないでしょう。
世界を視野に入れての曲作りが十分に感じられるアルバム
(2008-05-25)
THE BADDESTに続くベストアルバム第2弾。
「夢 with You」を通常の伴奏付きヴァージョンとア・カペラ(a cappella:無伴奏での合唱・重唱。しかしここでは伴奏が皆無ではない)ヴァージョンの2つのヴァージョンで聴けます。
世界を視野に入れての曲作りが十分に感じられるアルバムです。
Dance if you want it !!
(2007-03-21)
なんといってもDance if you want itが最高です。
リマスタされドラムの音がハネてます。
久保田利伸はミディアムやバラードナンバーが人気ですが、
アップな曲もクオリティー高いですよ!
レベル高いね
(2006-03-08)
1993年発表のベスト盤。
キャリアが充実し始めた頃のものなので、ミックス
などの完成度はすこぶる高いと思われる。 T同様ファ
ンキーなんですが、落ち着きはじめた感じがします。
良い意味で彼の成長かと思われます。
これがリリースされた当時は雨音が一番のお気に入
りでしたね。リズムを刻むシンセの音が、しとしとと、
雨音の描写をしていて、良い雰囲気でした。
しかし、やっぱりある程度私も大人になって今、聴
いてみるとアルバム全体が大人っぽいムードで落ち着
くファンクって感じになっていていいですね。
ヴォーカリストとしての彼は、高音域での伸びのあるソウル・ヴォイスで、むりなアドリブよりは確実な歌唱を好むような気がします。確実で聴いていて安心感がありますね。一方、表現力の面でも、バラードなどでは繊細に歌い上げますね。
レコーディング段階で、あるいはミックスの段階でこのヴォーカルがきっちりと目立つように演出しているので、非常に聴きやすいですね。
最高のエンターテイナーですね。ライブ行ってみたい!
BADDESTの冠にふさわしい内容
(2004-10-10)
夢ウィズ・ユーのアカペラバージョンが聴けるだけでも買う価値有り。
こんなに歌がうまい日本人いませんよ。