テクノ専門学校D.G!
(2008-05-16)
初期のいわゆるオモロラップ満載のテクノ・ハウス路線サウンドも好きでしたね。
でもこのアルバムから明らかに路線は硬派?なテクノ色になってきました。
このアルバム発売後の雑誌インタビューで石野卓球が、
「もし(前アルバム・「カラテカ」)で、解散していたら電気は名前の残らないバンドだった。このアルバム(ビタミン)が出たことで、僕らは初めて名を残すことが出来た。」
と、語っていた。
個人的には、イタロハウス的なイントロの4、「ニセモノ・フーリガン」。
名曲カバーのインスト曲「ポップコーン」が特におススメ!
電気の音はここから劇的に変わった。
(2007-09-02)
10年以上前、テクノ好きの友人からこのアルバムを初めて聴かされた時、
「電気って、こんな感じだったっけ?」と、思わず聞き返したのをよく覚えている。
正直なところ、それまでの電気はコミックバンド的な「色」が強過ぎて、
純粋に音だけで評価しようという気にはなれなかったのだが、
インストではないA面の5曲を聴いただけでも、「VITAMIN」の音が
前作からグレード2つぐらい上げているのは明らかだった。
ジャケのデザインも、楽曲とうまく合っていて、
クリアーに澄み渡った求心力のようなものを感じさせる。
なかでも、レコード会社の反対を押し切って
ほぼインストのみで押し通される怒濤のB面は、
電気が初めて見せるシリアスな展開(笑)であり、
この方向に動き始めた時から、良徳砂原の脱退までは
必然の流れだったのかなと、今になって思う。
現代日本の明るい虚無を歌う"N.O."も名曲だが、
90年代前半というのは、思えばまだまだ脳天気な時代だったのだ。
Less Than Zero
(2007-07-11)
なんだかんだ言ってみんな「N.O」好きなんじゃん!
「歌モノが少ない!」と言うソニーの上層部とモメて卓球さんが渋々収録した曲なのに。
結果としては「N.O」を収録して大正解だったという皮肉。
「N.O」ばかりじゃなく、UNDERWORLDの影響を受けたと思わしき、二台のTB-303が絡み合い大暴れする「Sinkansen」とかについても語ってあげないと卓球さんの立つ瀬がない。
おめでとう、おめでとう、おめでとう、自分に
(2007-03-05)
電気グルーヴの凄さは音楽性もさることながら、その立ち振る舞いすべてが革新的だということだと思う。
(「電気グルーヴのオールナイトニッポン」で人生踏み外した連中の数は少なくないはずだ)
このアルバムをリリースしようとしたときソニーの上層部から「インストが多すぎ」というクレームがついて揉めたと言われているが、
今あのとき電気が折れずにリリースを強行してくれたことに心から感謝している。
頭の固い奴なんて最初から対象にしてないんだから、理解できなくてもしょうがない。
ソニーとの折り合いをつけるため渋々収録したM10「N.O.」は最も好きな曲であり、僕の人生のアンセムだ。
「真面目に生きろ」「明るく振舞え」「異性にモテろ」を押し付けて、それ以外を全否定するポップスが全てにしか思えなかったあの頃に、
自分のネガティヴさを肯定しつつ破壊してくれたこの曲に感謝する。
今でも僕の人生のBGMとして無限ループでかかり続けている。
バカと本気が入り混じった名盤。
学校ないし家庭も無いし・・・
(2005-09-22)
電気グルーヴの出世作。
デビュー時から一貫している馬鹿げた世界観と極めて洗練されたテクノが高水準で融合しており、
最高傑作と言っても過言ではない完成度を誇る。
それでいて聞きやすさも抜群なので、初心者の入門アルバムとしても最適だろう。
名曲揃いであるが、特に注目したいのは歌モノの「N.O」。
しかた無いなと分かっていながら
どこかイマイチ割り切れないよ
先を思うと不安になるから
今日のところは寝るしかないね・・・
ニート問題が深刻化している今日、「N.O」の歌詞は軽いようで重い。