ポリドール
小曲でここまで聴かせるとは! (2006-10-26) クレメンス・クラウスのシュトラウス一家のワルツは正に別格! 近年のニューイヤー・コンサートは才能溢れる優れた指揮者が数多く登場しているが、本場のウィーン訛りのシュトラウス一家の作品を演奏出来るのはクラウスしかいない!今年はニューイヤー・コンサートが誕生して、ちょうど60年‥今年はヤンソンスが素晴らしいコンサートを聴かせてくれたが、やはり彼の独特の解釈で演奏されたワルツだった。‥モノラルながらクラウスならではの甘美な旋律、あのえもいわれぬ独特の間! クライバーの様に派手でもなければ、決して華麗な演奏でもない。クラウスは「楽しむ為に書かれた音楽」シュトラウス一家の神髄を、生粋のウィーン気質のなかから無意識のうちににじみ出てきたのでしょう。だから全く作為的ではないし、押し付けがましくもない。なんと穏やかな演奏でしょうか!このような演奏が最も難しく再現しにくい。だから彼のシュトラウス一家の作品はオンリーワンなのでしょう! 一度彼のワルツを聴いたら、他の指揮者の演奏がなんと作為的に聴こえることでしょう?前回のCDより枚数も少ないみたいですし、モノラルだが録音も優秀!クラウスのシュトラウス一家の録音は是非とも聴いてもらいたい名盤中の名盤です!