やさしさ
(2008-06-14)
1曲目でキースが所々チェレスタ(オルゴールのような音)を響かせます。
その瞬間、私は「やさしさ」というものに改めて気付かされる感じがします。
その音色や、メロディはちょっとさびしくて、その切なさがとてもいい。
思えばある写真のキースの笑顔はとてもやさしさに満ちていた気がします。
ひたすらに脆い程美しくて切ない1曲目です。
もの凄い緊張感
(2003-11-08)
1976年4月ルートビッヒスブルク、トンスタジオ・バウワーで録音。
メンバーはキースのピアノにチャーリー・ヘイデンのベース、ポール・モチアンのドラム、デューイ・レッドマンのサックスのいわゆる『アメリカン・カルテット』。『生と死の幻想』に参加していたパーカッションのギレルミ・フランコはいない。
本アルバムはECMでは『アメリカン・カルテット』最初のアルバムである。インパルスで8枚のアルバムを残している。僕は本作が最高傑作、次が『生と死の幻想』ではないかと思う。『生と死の幻想』はプロデューサーはエド・ミッチェル、本作はマンフレート・アイヒャー2作の差はプロデューサーの差でもある気がする。ものすごい緊張感がみなぎっている。これから聴く人は体調を調えて聴くべし。
実験的だが楽しい・・・
(2001-08-17)
最初尺八のような音が遠くから聞こえてきて始まる。同じグループによる「生と死の幻想」の最後の曲を思い起こしたが、本CDではより激しくサックス中心に、リコーダー、ピアノ他と共に大部作が展開していく。第2部では、前衛的なからみも聞かれる。