The Number One Soul Brother!
(2007-07-15)
良質レーベルBBEの『Beat Generation』シリーズが Pete Rock をフックアップした作品。
インストを中心に数曲のヴォーカル入りトラックという構成。あくまでリラックスしながらも、
適度な緊張感を保ちながら流れていくサウンド。Pete氏の絶妙なバランス感覚には脱帽である。
淡々と刻むハイハットに硬質なキックとスネアが織り成す引き締まったビート。
その上を図太いベース音がドライブする。必要最小限かつ効果的にサンプルされた
ホーンやエレピ音がボトムとのコントラストによって、極めてハイセンスな空間を演出している。
確かに音数は少ないが、決して少な過ぎることはない。全く無駄のない作りである。
4組のラッパーを迎えてのセッションも素晴らしい。中でも CL Smooth のフローは秀逸。
要所要素で緩急をつけつつ"タメ"を利かせたラップがたまらない。
本作を聴く限り Pete氏はヒップホップシーンにおいて一歩抜きん出ている感がある。
play this only at night
(2006-01-20)
BBEより出されたPete Rockのトラック集。いつになく内省的なトーンが
打ち出されており、夜中に聴きながらしんみりしてしまう様な音です。
「Soul Survivor」の流れとは違った、どちらかと言えば「Lost and Found」
1枚目の流れにある作品です。
器材の向上により、クリアな音になりました。全体的に輪郭がよりはっきり
した印象を受けます。芯を削り鋭くなったドラムは、その切り込み方も
含めてもはや神業と言っていい出来。この心地よさ、クールさはキャリア
を積み重ねた達人にしか成せぬものでしょう。上ネタには電子音が使われて
いますが、これが全く違和感なく溶け込んでおり、今までの「ピートらしさ」
は損なわれていません。音数は少なく、代わりに低音のノイズなどが
効果的に使われており、「空間」を重要視して作られたのがわかります。
盟友C.L.Smoothとの共演を含んだ数曲のボーカル入りトラックも完璧です。
個人的には「Soul Survivor」の路線よりこちらの方が好きなので、
またこういうのを作ってほしいですね。そして今回は1曲だけでしたが、
やはりC.Lともう一度がっぷりタッグを組んでほしいです。
god
(2005-04-27)
Peteの音にハズレはない。完璧な腕と洗練されたサンプリング。文句なしです。てか、Gファンクなわけないだろ。西のくされと一緒にするな。ジャズハウス?ジャズやファンクをヒップホップと融合させるのは、Peteの十八番ですけど。ジャズハウスなんて捕らえ方するなんて、Peteの何を聞いてんだか・・・。