T−REX 入門編
(2006-04-05)
ティラノザウルスレックスがエレキになってのT−REXのベスト盤。アルバム「slider」からのヒット曲が多いがオリジナルアルバムに入っていない「20th century boy」も入っている。これはジグジグスパトニックが「21th century boy」という曲でパロっていた。カバーではないが部分的に引用して絶妙のパロり具合が全然違う曲に聞こえる所が面白い。「solid gold easy action」最高。何か最近、車のCMに使われていた。今の人は誰も知らないかもね。昔、ボウイもライブでコピーしていた。どれもはっきり言って変テコな曲なのだが、何か魅力的。聴けば聴く程はまっていく。70年代前半に産まれるべくして産まれた才能という感じ。デビッドボウイと共にグラムロックを代表するヒーローだが、一発ブームで世間から忘れ去られたのは、やはり早すぎた音楽だったのであろう。後に訪れるパンクムーブメントの者達から「パンクのゴッドファーザー」(今はイギーポップがそう呼ばれている)と呼ばれたが、音楽的にはパンクやニューウェイブとは繋がっていない気がする。ハードロックやヘヴィメタル好きがルーツを勉強するのに聞く様な音楽。ファッション的には別としてデビッドボウイとも明らかに音楽性が違う。女性コーラス多用はロックミュージカルっぽい。いろんな要素が混じっている。軽いパンク好きは注意。耳が慣れていないので理解出来ないかもしれない。「電気の武者」と一緒にT−REX入門編として聞いてみよう。関係ないけど、ちなみに日本のT−BOLANのバンド名は多分、このバンドから来ている。Tレックスの中心はマーク・ボランだからね。どうでもいいか。
グランド・ファーザー・オブ・パンクと呼ばれた男のベスト盤。
(2002-01-13)
マーク・ボランは化粧をするグラム・ロックと、ブギーを取り入れた楽曲が注目されるけど、パンク・ムーブメントの最中には「グランド・ファーザー・オブ・パンク」とも呼ばれた革新的なスタイルを、持ち込んだ人。
楽曲の多くは今でもCMで使われたりもするし、聞いた事のある曲も多い筈だが、癖のあるボーカルは好き嫌いがあるだろう。わずか29歳で事故死した人生と共に、どこかカリスマ的な匂いがあるマーク・ボランだが、その後の時代に与えた影響は大きく、ロック史の重要パーソンに遡り聞いてみたい若い人には、このベスト盤がお勧めです。