Bluesシーン最高の歌い手!
(2007-06-21)
Bluesシーン最高の歌い手で有りながら、何時の時代も彼はチタリンサーキットの黒人聴衆に向けて歌って来た為、白人ロックシーンから賞賛を浴びる事が無く知名度が低い。悔しい、実に悔しい。けどBoddyさんにしてみれば「関係ねぇぜ」ってな感じなのでしょうが・・・
アナログLP時代の内容に#13/14が追加されジャケットもモノクロより極彩色へと変化した。
彼のキャリアの中でも一番輝いていた時期で内容もバラエティに富んだ名作だ。
全てを包み込む深い包容力漂う#1 穏やかな表情から一転 ハードで力強いシャウトを畳み掛ける#2
弾けたJumpナンバー #4 ゴスペルブルースの傑作 #6はその後の流行で有るゴスペルブルースの先駆けとなった
Muddy Waters/I'm A Manの向こうを張った快演 #8 日本米軍基地への慰問時に覚えてとおぼしき昭和初期歌謡曲的メロディー(りんご追分等)が顔を出す #5/9と聴き手を飽きさせない。
Bobby "Blue" Bland とは良く言った物で優しく囁く様に歌っても、強烈なシャウトを聞かせても彼の心が泣いているのを感じさせる。稀代の名歌手です!
ゴスペル・ブルーズの名作
(2004-07-27)
まずジャケットがかっこいい。サングラスをかけて巨体をテキサスのどっかの店の階段に片足かけているボビー。アルバムタイトルを捩っていて笑えます。ボビー・ブランドのデュークレコードでのアルバム第1弾、かつゴスペル・ブルーズの名作。
アルバムタイトル(1)は鼻歌交じりのバラードでかってブルーズファンには"200 steps from the blues"とくさされた曲。私はもともと大好きな曲。暗い暗い暗くわなくて、後半猛然とシャウトする(2)、さびの部分のブルーノートを絡めた歌いっぷりがさすがの(3)、アップのR&B(4)、ソリッドなリズムに乗って独自のゴスペルブルーズを展開する(6)、からっとしたR&Bで、彼のニックネームでもある(8)、これらはたまりませんーっ。朗々と歌うバラードの(5)だって、(9)だってボビーの声は最高。しびれる。
そして、本アルバムでは一番古い方の録音となる(11)。そう、ブルーズファンなら誰でも知ってる、マジック・サムでも有名な曲。サムはこの曲をギターの間奏まで含めて殆どコピーしている。名ギタリスト、クラレンス・ハラマンの炸裂するテキサス・ギターをバックに「ああだ、こうだいう女はいらねえやい」と吼えるボビーは、やっぱ、ブルーズマンやね。
ボーナストラックの(13)はマイナーのバラード、(14)はちょっとばかり軽めのR&Bですがいけてます。