個人的には最高傑作(No.1)
(2008-08-19)
おそらく多くのクラプトンファンにとっては、最高傑作は「レイラ」であり「461オーシャン〜」であり、もしかしたら「ジャニーマン」や「ピルグリム 」と答える人もいるかもしれない。私もそれらのアルバムを候補に挙げたくなるが、実は「安息の地を求めて」も忘れないでほしい、と思ってしまう。
しかし個人的にはこの「リプタイル」が一番好きだ。
曲調は多岐に渡っているが、そんな中にも彼のバックボーンであるブルースが、時にはっきりあるいは見え隠れしている。このCDを買ってから1年位は、聞き続けたのを覚えている。未だに時々CDラックから取り出して聞いている。
1曲たりとも捨て曲がないと思っている、だけど一番好きなのはジェームス・テイラーのカバー「Don't Let Me Be Lonely Tonight」だ。J.T.よりもIsley Brothersのアレンジを意識しての演奏だ。もしかしたらクラプトンの歌っている曲の中で一番好きかもしれない。ギターもそれこそ「泣いている」かのようで大好きなプレイだ。(聞いたことがない人がいたら是非とも勧めたい曲だ)
「Sun&Silvia」は地味なインストだが、2分5秒頃から出てくるピアニカに似た音が、悲しいほどこの曲を光らせている。そして3分25秒頃からまた現れて、泣きたい気持ちにさせてくれる。この曲が最後なのだが、日本盤はもう1曲ブルースが入っている。この曲も勿論悪くないのだが、「Sun&Silvia」で終わってもらいたかった気もする。
全く個人的な感想だが、墓場に持って行きたいクラプトンの1枚である。
癒しの境地
(2007-11-04)
アンプラグド以来、久々にクラプトンの作品を聴いてみた。
クラプトンのアコスティックギターはやはり絶品だ。
ヘッドフォン(RS1)で聴くと蕩けてしまいそうだ。
もちろんエレキだってエッジがしっかり立っててスリリング
なことは言うまでもない。
これぞ安心して聴けるアダルティーな作品の見本だ。
他の昔の作品も聴きたくなったので、星は4個に留めておく。
とりあえず、聴いてみよう!
(2004-07-06)
今までと比べて、唄い方は、落ち着いている。どこをとっても、無理がない気
がする。シャウトするわけでもない。このアルバムは、ジャンル的には、どうなのだろう。ブルースなのか?ポップスなのか?ニューミュージックなのか?
わからん。弾いているギターだけ聴けばやっぱり、ブルースにいきつくのか。
「クラプトン」も、このアルバムくらいから、唄い方が巧みになっておる気が
する。なんだ。終わってみれば、やっぱ、大半は、ブルースじゃないか、と思わされた。14曲目は、哀愁を漂わせるインストゥルメンタル。そして、15曲目の閉めは、完全なブルースで終わる。最終的には、実に、クラプトン的な曲で終わる。
買った方がいいです
(2002-10-19)
2001年夏NYマジソンスクエアーと同年の冬日本武道館にも行ってきましたが、日本でのステージのほうが格段にパワフルでした。クラプトン自身もプレイを楽しんでいるというのがひしひしと伝わって、彼の神業的ギターも冴え渡っていました。このCDはクラプトンが好きだから作ったという感じで聴いていて思わず笑顔がこぼれてしまいます。いろんな表情のクラプトンが見えて彼の持“範囲”の広さに驚かされる一枚です。ためらっているなら是非だまされたと思って一度買って聴いてみてください。素晴らしいですよ。
It's CLAPTON !!
(2002-06-23)
クラプトンが子供の頃に音楽も含めてたくさんの影響を受けたという、今は亡き叔父のために作った一枚。「彼がいなければ今の僕もいない」とまで言うほどの存在であった叔父さんのためだけあって、特別な思いが込められた作品と言えます。ボサノバ調の1曲目で新しい彼の一面をかいま見たかと思えば、泥臭いオールドブルースの2曲目ではクラプトンパワーが100%全開しているなど、彼の持つ豊かなバリエーションが全体を通して存分に発揮されてます。クラプトンは過去のアーティストではなく現在進行形であることをはっきりと証明した作品です。充実著しい現在(いま)のクラプトンを存分に堪能あれ!