狂った歌姫
(2008-09-26)
…って感じです。凄くいいと思います。
歌詞、曲、歌い方、演奏、アレンジすべてにこだわりが感じられます。「こう仕上げたら、一番言いたいことが伝わる!」っていうのを熟知してるでしょうね。
自分は「無罪モラトリアム」を先に聞いたのですが、身構えていたせいか、「椎名林檎」の毒々しさがそれほど感じられず、聞きやすかったんです。しかし、「勝訴ストリップ」では、毒々しさが存分にありました。「愛の狂気」って感じです。上に「狂った」って書いたのは、そうゆうことです。ファンが聞きたがっている音楽と、自分が世に送り出したい音楽が一致している、数少ないアーティストですね。椎名林檎中毒になる人が続出するのも、わかる気がしました。
曲一つ一つよりアルバム全体で聞かなければならないと思いました。でも、好きな曲は?と言われると「アイデンティティ」です。ヘビーロックです。
アレンジ過剰?汚い?いやいや
(2008-03-06)
椎名林檎っていうと凄い芸術的な音楽をするよね。
このアルバムでは前作の昭和な雰囲気のポップさが減り、ロックな作品が聴ける。
亀田さんのテクニカルなベースも西川さんのノイジーなギターも邦楽ロックに与えた影響は絶大でしょう。
ところで、正直前作のように歌謡曲として評価するべきではないよ。もちろん前作は、高い歌唱力なども評価され、邦楽屈指のマスターピースとして語られている。
しかし今作は彼女がやりたかったことのひとつであろうロックを主体として作られている。
それを「歌い方が汚い。巻き舌するな」とか「演奏の音が悪い。丁寧に演奏しろ」とか完全に前作との対比で評価する人が多い。
そうではなく前作とはまた違う精神で作られたアルバムだと考えて欲しい。「ギブス」における西川さんのギターのノイジーさはロック好きとしては脳がとろけそうだ。
つまり言いたいのは何も考えずに「ロックな」アルバムとして聴いて欲しいということです。
ただ凄く好き嫌いが分かれます。このアルバムが嫌いな人が好きな曲が、アルバムが好きな人のあまり好きじゃない曲、というようにこれ以上ないほど分かれるのでちょっと注意。
無罪より好きです。
(2008-02-18)
私の林檎さん入門アルバムがこれでした。
罪と罰を真ん中においたシンメトリー…これだけでも芸術。
シングル曲はアルバム用にアレンジされていて面白かったですね。
個人的にはギブスは静かに余韻に浸りたいので、
一曲だけ聴きたい時はアルバムバージョンよりもシングルバージョンのほうがお勧めです。
アイデンティティ、月に負け犬、依存症の3曲はいつの時代になっても生き続けていそう。
(特に女性の心に!)
統一感のある傑作アルバム
(2008-01-13)
収録シングル曲は大ヒットし、このアルバムも200万枚とセールス的には絶頂を迎えていた中でリリースされたこのアルバム。
アルバム全体の雰囲気が統一されていて、非常にまとまりのある一枚です。
個人的には、全体的な雰囲気は前作に比べるとやや重く、よりロックになったので、どちらかというと前作のが好きです。
それでもいわゆる「椎名林檎」を確立したのはやっぱりこのアルバムかと。
収録曲も「ギブス」「本能」「罪と罰」はもちろん、作りこまれた良曲がズラリと並んでいます。
個人的に一番好きなのは最後の「依存症」。あのアウトロはいつ聴いても鳥肌が立ちますね。
前にも書いた通り、初めて聴くにはややヘビーなので、初めて聴こうという人は前作「無罪モラトリアム」を先に聴くのがおススメです。
さいこぅっ!
(2007-12-31)
『虚言症』で始まって『依存症』で終わる!
このアルバムを聴いてしほ子ゎ林檎のファンになった程っ!!1番好きなのゎ2曲目の『浴室』♪
聴きたい人ゎしほ子まで(笑)