好みの ラフマニノフ #2 です。面白い
(2008-12-18)
冒頭は Haitink 、Ashkenazy の名盤に近い感じだけど、全体的に左手側が結構ガツンと来る感じで面白いです。ラフマニノフの鐘をガンガン叩きます。自伝を読んだら左利きで且つ左手が好きらしいので納得。個人的にはルックスメイン系な人かと思ってたんだけど・・・・申し訳ありませんでした。
暗い森の音楽
(2008-06-12)
家にはラフマニノフ自身が弾いているピアノコンチェルト全曲と、グリモーさんの
弾いているこのCDがあります。比べると同じ曲なのに全然違って聞こえるので
とてもびっくりします。わたしはグリモーさんの二番はとても好きです。冒頭の
九拍、ダーン、ダーン、ダーン、ダーン、と、弱音から強音にクレッシェンドするところ、
音が大きくなっていくだけのはずなのに、何か暗い森の扉が開いて、霧の中から
ピアノとオーケストラがせり出してくるような、強弱じゃなくて、前後に音が変わっていく
立体的な音がします。どうやったらこんな音楽ができるんでしょう。
パパは叙情的な音楽は叙情的に弾いてはいけない、とよくいいます。グリモーさんは
全然音を揺らさず、指に鋼鉄が入っているのではないかと思うような強くて濁らない
打鍵で音楽をなぞっていきます。硬質な演奏なのにそれがとっても叙情的に聞こえる。
わたしはこの演奏がとっても好きです。この世にある美しいものリストに入れています。
グリモーのラフマニノフ協奏曲2番レビュー
(2006-03-27)
グリモーは見た目に反して演奏のほうは骨太というかタッチがドタバタした印象で、わりと起伏が激しいなという感じです。若干アシュケナージを前にリキ入ったかという気もします。オケの音がよくありません。フィルハーモニア管にしては珍しく調子がよくなかったのか、らしくない感じです。合わせてテルデックの録音技師もいい仕事してません。
さわやかな名演
(2005-05-18)
それまでリヒテル盤を愛聴していた私にとって、目から鱗の1枚でした。他にも数枚聴いていましたが、オケと張り合ってバリバリガンガン弾かなくても、こんなに繊細でロマンティックにこの曲が聴けるとは!! もちろんリヒテル盤も大好きですが、これも大好き。バックをまとめたアシュケナージも頑張った。
やはり美人は特をする...
(2005-03-02)
お恥ずかしながら、グレモーの演奏(レコード)を初めて聴いた。まず購入して目に入ってしまうのは、ジャケットに映ったブロンドの美しい女性=グレモーだ。先入観を持って聴くのはよくないと思うが、この人が弾いてるんだ。と思いつつ、CDプレーヤを回す。が、聞こえてくる音楽は、ジャケット写真からは想像もつかなかった、深い情感と深い呼吸に満ちたピアノ(事実このレコードにはグレモーのものと思われる息づかいが聞こえる)であった。リヒテル盤の様な静の美しさを求める人には向かないかもしれないが、私はこの盤楽しめたし、気に入った。カップリング選曲も良い。