「グッドバイ・サドネス」が入ったら100点
(2008-03-22)
「過ぎし日の恋」「おいしい水」「夢見る人」「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」「デイ・バイ・デイ」など、アストラッドの肩の力の抜けた声の、軽やかなステキな曲が揃っている。いずれも彼女の代表的な音源だ。
惜しいことに、イントロから爽やかな風が心地よく吹き込む「グッドバイ・サドネス」が入っていない。ベスト盤ならこれは欠かせないのに。
それと、彼女の代名詞「イパネマの女」がなぜか入っていない・・・。
それでも好くまとまったアルバムで、プレゼントにはもってこいの一枚だ。
こちらは「フェリシタージ」「黒いオルフェ」はこのアルバム以外の音源を探したり、ブラジル盤のライブものを集めたりして、アストラッドだけで20枚近く集めてしまった。
彼女とボサノヴァの出会いは夫ジョアンのアルバムでちょっと歌ってみた偶然だったわけだが、天の巡り合わせ。素人っぽいボイスとフラットな歌い方がこの“新しい波”に乗って、そのまま「ボサノヴァの女王」に。
ボサノヴァは周辺ジャンルまで随分さすらいの旅をして色んな発見があったが、やっぱり当時のアストラッドとアントニオ・C・ジョビンに帰り着いてしまう。そのアストラッドの好い時代の音源を集めたのがこのCDだ。
時代と共に存在したのがボサノヴァ。’70年代になるとアストラッドが過去の曲を歌ってももう別なジャンルの音楽になってしまう。
なんて気取って書いてみたりする。
心が癒されるボサ・ノヴァの名曲の数々です
(2005-10-26)
ボサ・ノヴァがまた静かなブームを迎えています。
ボサ・ノヴァの女王と評されたアストラッド・ジルベルトが大好きでよく聴いてきましたが、今振り返りながら、改めて彼女の個性的な歌唱法には感心します。
抑揚を少し押さえ、ささやくようにポルトガル語を歌うスタイルは当時も新鮮でした。多分世界の人に愛されたわけもそこに潜んでいるでしょうね。小野リサの歌唱法もその延長線上にありますが、ビブラートをほとんどかけない発声法が「ボサ・ノヴァ」のスタイルを確立したと思うのですが、ね。
「サマー・サンバ」の軽やかさとけだるさは、確かに「SO NICE」です、いいですね。アメリカでは、インストゥルメンタル曲がヒットしましたね。
「過ぎし日の恋(ワンス・アイ・ラブド)」は、ジョビンが作曲し、ヴィニシウス・デ・モライラが原詩を作詞しています。軽快さは、この曲の持ち味で、それは英語の歌詞になっても変りません。アストラッド・ジルベルトならではの香りが曲から漂ってきます。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」もいいですね。ささやくような英語ですが、雰囲気の良くし上がっています。
「いそしぎ」「デイ・バイ・デイ」のように当時大ヒットした曲のカバーもボサ・ノヴァになっています。アストラッド・ジルベルトの個性が光っていますね。
Non stop to Astrud Gilberto!
(2005-05-12)
最近ライブ活動は止めてしまったようで、とっても残念なアストラッドジルベルト。LP合わせれば何枚もってるか既に数えても良く分からないほど彼女のアルバム持ってます。で、ベストも何枚も持ってて曲も重複してるし、もうお金の無駄としかいいようがありませんが、これは完全ジャケ買いしましたぁ。でも、ずっと聴いてるとやっぱりいいんですよね、このCD。お部屋になんとなく流しているだけで、Non Stop to Brasilです。もう彼女のてきと~な鼻歌みたいな歌がなんとなくホワ~ンとしててムードたっぷりです。神経が高ぶった時は、これを聴くと慰められます。で、突然ですが最後の2曲はちょっと凄い。ギルエヴァンスのアレンジで、彼女のぼわ~んとした感じはいつものまんまなのに、いきなりバックのサウンドは尖っている。そのアンバランスな感じが凄いのでチェックしてみて下さいな。
ベスト・ヒッツというだけあります
(2003-12-21)
ボサノバの女王アストラッド・ジルベルトの伸びのある声は耳に心地よく、朝も夜も、家でも車でも、リラックスして聴くことができます。収録曲も多く、どれも名曲ばかりなのでオススメです。惚れます。