天上の音楽
(2006-09-01)
静寂をNHKスペシャル「虹のかなたのH2O」という番組で初めて聴き、
一瞬にして虜になった。
これほどに大地の大きさや風のそよぎ、湧き出る水の清らかさに近い音楽を体感したことがない。
そんな音楽が楽器のように歌われる言語に酷似した声で奏でられていることに感動を覚える。
ぜひ目を瞑って聴いていただきたい。
体の中に彼らの透明な音が染み渡る快さを感じられると思う。
まさに天上の音楽である。
すっきりとした印象
(2003-03-02)
前作「アディエマス~聖なる海の歌声」より洗練されスマートに。
今回は7つのカンタータと7つのコーラル、それにボーナス・トラックが入っている。
全体のイメージは一言で言えば”華やか”で、重厚なカンタータと軽やか(穏やか)なコーラルが交互に配されており緩急のあるアルバムになっている。
前作と雰囲気は変わっておらず、冒険していない分物足りないという方も出るかと思うが、まるっきり違うサウンドになってイメージが壊れる場合もあるだけに「どれくらい変化するか」という匙加減は難しい。
可も無く不可も無く、洗練度を増して乗り切った感は残るが合格点は付けられると思う。
スマートになった分、万人受けするのではだいだろうか?
1曲1曲のボリュームがアップし(コーラルは!短いが)、1曲に浸れる時間が長くなった分ゆったりと聴ける。
”アディエマス”というサウンドの軸も定まった印象で、次回作でどのような発展を見せてくれるか楽しみだ。
少し洗練された印象
(2002-12-09)
前作が大変気に入ったので、今回も新しい何かを見つけることを期待していたが、「舞台がアフリカに移っただけ」という感じだった。これからも東欧、西アジア、南米、インド、マレー、北アジア、と次々にサンプリングの対象を移していくだけなのだろう。同じデザインの服を色違いで買っているだけのような気がした。「これがアディエマス」ということがある程度わかってしまった。これからも、作品が新しく出る度、彼らがオリジナルの民族音楽にどのように手を加えているのか、という興味から購入していくとは思うが。