回帰しつつある彼等
(2003-10-30)
2000年発表、スタジオ録音の第10作目。ダブリン・フランス等複数のスタジオで録音。
プロデューサーはブライアン・イーノとダニエル・ラノアだがスティーブ・リリイホワイトの名も見える。『Beautiful Day』、『Walk On』、『Kite』にU2が長い実験的作品(『Achtung Baby』・『Zooropa』・『POP』)から回帰しつつあるのが感じられる。
『All that you can't leave behind』とはCDの表面に刻印された2人の姿なんだなと思う。
最高のロック・バンドと呼びたい!
(2003-07-21)
2000年、U2のデビュー以来20年目にリリースされたアルバム。①「ビューティフル・デイ」が、グラミー賞の最優秀レコード賞を獲得。20年間全身全霊をロックに捧げてきた彼らの崇高な魂が伝わってくるようなアルバム。
U2は、ロック・バンドとしてのアイデンティティーを徹底的に追求し、このアルバムでは、4人で作り出すシンプルなサウンドを甦らせている。①ビューティフル・デイは勿論だが、④ウォーク・オン、⑧ピース・オン・アースなど心臓を鷲掴みされるような名曲が産み出されている。20年間ひたすらに、ロックを歌いつづけ、世界中にメッセージを発してきた彼らの偉業にただ敬服するのみ。ロック・ファンには、是非ともお薦めのアルバム!
若さという角が取れて円熟味が増し、さらに成長を続ける知性的なバンド
(2003-03-19)
ボノの声には何か人をとろけさせてしまうような独特の力がある。エッジのギターは力強く華美で音のなっている空間の雰囲気を一変させてしまう。一流のバンドならばできて当然のことかも知れないがU2はその「当然」のレベルのさらに上を行き、独特の音の世界を作り上げている。
90年代など、何度か方向転換を行ったこともあったがU2の持つ音のすばらしさはバンド結成以来健在であり、数十年以上たった今も尚成長し続けている。U2という音にどんな横のつながりがあるのか詳しいことはわからないが、確実に縦の方向に上へ上へと変化しているバンドだろう。
90年代の雰囲気になれた人なら最初はこのアルバムを聴くと違和感を覚えるかも知れないし失望するかもしれない。しかし一週間も聴いている㡊??それはどうでもよくなってくる。80年代の音を聴きこんでいる人なら従来の経験を生かし必要十分条件を備えた上でさらに昇華した音に感動するだろう。
本人たちはロックと言うかも知れないが、ロックやポップという枠を越えて独自のサウンドを形成している。U2は現在進行形で行進中なのである。U2が好きな人なら問題ないが、一度離れたという人でもこれを買って損することはないと思う。
晴れた日にこのアルバムかけると気分爽快
(2003-03-17)
聞いてるとどれもこれもたまらなくいい曲ばっかり。グッドメロディー
、グッドヴォーカルで歌詞もまた勇気がわいてくるものです。四曲目のウォークオンがアウンサン スーチーさん釈放につながったってのはうわさじゃないみたいだぞ。勇気と気力がほしい人は聴いてほしい
これはU2最高傑作だ
(2002-12-27)
私はこのCDからU2に入った訳ではない。「ヨシュアトゥリー」も聴いたし,「アクトン・ベイビー」も聴いた。しかし,やはり,この最新作が一番の名作なのではないか,これにはU2二十数年間の歴史が詰まっている気がする。全体的には「ヨシュアトゥリー」の波動を感じるし,3曲目は「アクトンベイビー」などの90年代3部作を感じさせる。個人的には深い味わいを感じる9曲目,ほんとに感動する(PVも良いんだ,これが)4曲目などがお勧めである。まあ聴いてください。聴けばわかる。