テンションの高いメタルフュージョンです
(2005-02-11)
bのトニーレヴィン、gのスティーブスティーブンス、そしてdrのテリーボジオという超絶技巧メンバーによるプロジェクトの第2弾アルバムです。サウンド的には前作同様、メタルフュージョンとでも呼ぶべきものになっています。この種のプロジェクト物の特徴として、第1作は時間がない中、一気呵成に作られたものが多く、第2作になるとスケジュールが調整され、作曲・演奏に前作よりは時間がかけられることがあげられるでしょうか。そのせいか、各メンツの特徴を活かした曲・演奏が多くなっており、構成的にはヘビーなものとフラメンコ調に代表されるミステリアスなものが多彩に混じりあっています。前作のような一触即発の状況で作られた荒々しいものを好むか、今作のようなより完成度の高いものを好むかは人それぞれだと思いますが、このメンツだけに、何れにせよ、聴き応えがあることに変りはありません。
ハイブリッドハイパーフュージョン
(2003-08-30)
トニーレビン、スティーブスティーブンス、テリーボジオ。この年季の入った3人が持てる力を結集しております。ベストワークなのではないのでしょうか。一番はじけているのはやはりスティーブでしょうか。ブルーズロックからフラメンコ、フリップ顔負けなハイテンションギター、いつもの高速フレーズ、アルディメオラにもまけていない名人芸を披露。キングクリムゾンのレッドにもたとえることができるであろう=同質のメタリックでハイテンションなエネルギーが放出されております。トニーレビンは彼のイディオムのすべてを出している観さえあります。ワイルドなテリーのドラミングもUK時代を思わせます。
10点中8点
よりパワーアップ!プログレファンには堪らないアルバム!
(2003-08-06)
Bozzio Levin Stevens の2作目。1作目はオンタイムで聴いたが、こちらは発売してだいぶ経ってから聴きました。サウンドは前作よりヘビーになっており、特に①dangerousはクリムゾンファンには堪らない曲なのでは?そしてやはりこのアルバムの最大の聴きどころは⑦tziganneでしょう。フラメンコ調の曲でテリー・ボジオのドラムが非常に面白いです。(曲の中間でメロディを刻んでます!)③crashもヘビーな曲です。
それにしてもスティーブ・スティーブンスはビリー・アイドルの時のイメージが強いので、まさかプログレのフィールドに出てくるとは思ってもみませんでしたが、アコースティックもいける(特にフラメンコリックなギターが個人的にひじょうに好きなので・・・)ギタリストでレビン、ボジオの2人にも決してヒケを取っていないよ㡊??に思います。
オゥ・レ!さり気無く。
(2002-10-25)
一枚目より此方の方が断然好きです!馬鹿デカイ音で,スピードと難解さを競う!→素人にはわかりません。彼らは違います。少なくとも,そういう範疇に入れて欲しくない。もっと繊細で,美しい。其々の楽器の音色が丁寧で,重ね合わせたメロディーが,源流から海に注ぐまでの間の川の表情にも似て,時に静かに時に激しくうねり時にスピードを増して流れていく。聴き終った後,心尽くしの御もてなしを頂いた後みたいな気分にさせてくれます。7曲目,今回のハイライト及びダイジェストです。ピッコロ大魔王が歌ってます。メロディーを奏でる太鼓が大変素晴らしい!メディ屋や業界人が勝手に作ったジャンルの壁を打ち消す力に満ち溢れたアルバムだと思うな~!
たしかにこの3人でしか成し得ない音楽
(2002-10-01)
テリー・ボジオ、トニー・レヴィン、スティーブン・スティーブンスのそれぞれのソロを聞いたことのある人なら、確かにこの3人の個性が組み合わさった作品であることがわかるだろう。彼らはそれぞれ、ボジオは特徴のあるリズム感覚や打楽器の扱い、レヴィンの癖のないおおらかな、しかしよく聞くと奇妙に深いベース、スティーブンスはポップロック的なギターにフラメンコの憂いをミックスした音楽を持っているが、この作品ではそれらがある意味見事に混交しているのがわかる。また、前作との比較からいうと、よりまとまりがあり分かりやすいメロディが増えている音楽というのはリスナー間で好き嫌いの激しい分野なのでどう薦めたらいいのか言葉に迷うのだが、比較的分かりやすく耳に残るメロディがどこかしらにあるインスタルメンタル作品となっている。特にメンバーの誰かに興味を持っている人が聞いてみる分には面白いだろう。